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ハノイ市ドンダー区の路地にある民家で11日19時ごろ、何者かによって玄関ドアに仕掛けられた手製爆弾が爆発し、爆風と飛散した家具の破片で住人1人が重傷を負い、通行人の1人が死亡、2人が負傷するという凶悪事件が発生した。
爆発により死亡したのは、近所に住むグエン・ドン・ダンさん(男性・59歳)。重傷を負ったのは、民家の家主、ファム・ザー・ハイさん(男性・43歳)の実妹、ファム・ティ・フオンさん(女性・38歳)。
事件発生当時、フオンさんは1階で夕食の準備をしているところだった。2階に家族2人がいたが、いずれも無傷だった。兄妹2人は10年前からこの民家に両親と住んでおり、近隣住民とも良好な関係を保っていた。
同じ路地のある住民は、バイクに乗った2人組の男が爆発前に猛スピードで現場から走り去るところを目撃したという。警察は、犯人が家族の集まる夕食の時間帯に爆弾を仕掛けたことから、ハイさん一家を狙い綿密に計画を練った怨恨殺人の可能性があるとして、一家の交友関係を確認する方向で捜査を進めている。