ベトナム農業農村開発銀行(アグリバンク)傘下の第2ファイナンスリース会社(ACL2)元社長のブー・クオック・ハオ被告(男・60歳)が同社の資産を横領した罪に問われた控訴審で、ホーチミン市高等人民裁判所は18日、一審の判決を支持し死刑判決を言い渡した。共犯のクアンビン建設有限会社元会長のダン・バン・ハイ被告(男・58歳)にも同様に死刑判決を下した。
高等裁判所は、ハオ被告は2007年から2009年にかけて、部下に指示して違法なリース契約書を作成させるなどして、ハオ被告は750億VND(約3億5000万円)、ハイ被告は420億VND(約1億9600万円)を横領、2被告はさらに合計4500億VND(約21億円)の損害を国にもたらしたと認定した。
2013年11月のホーチミン市人民裁判所の2被告に対する一審判決は、横領罪で死刑、経済管理に関する国家規定に意図的に違反し甚大な損害をもたらした罪で禁固20年、合わせて死刑としていた。
2被告は減刑を求めて控訴していたが、高等裁判所は減刑する理由がないと判断した。
・ ベトナム社会保険機関における汚職事件、元社長に禁固14年の判決 (2019/09/27)
・ アグリバンク傘下企業の横領事件、主犯格の元社長に死刑判決 (2013/11/20)

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