情報通信省傘下の情報安全局によると、インターネット上で求職求人情報サービスを提供するエン・ジャパン株式会社(東京都新宿区)傘下のナビゴスグループ(ホーチミン市)が運営する国内最大の求職求人サイト「ベトナムワークス」が2日にハッキング被害に遭ったという。
現地紙は、ハッキング被害により会員数万人のアカウント名及びパスワードの情報が流出した可能性があると報じている。ハッキング被害を受けて情報安全局が調査したところ、一部の会員情報は暗号化されておらず、またGmailなど他のアカウントと同じパスワードを使用していることが分かった。
Eメールの中には銀行取引などの機密情報が含まれているケースもあるため、同局は会員パスワードを変更すると共に、Eメールなど他のアカウントと同じパスワードを使用しないよう呼び掛けている。
なお、ベトナムワークスによると、被害に遭ったページはメインシステムから独立したセミナー参加登録ページで、求職及び求人に登録している会員情報の安全性は確保されており、システムへの影響も生じていないという。ハッカーのEメールアカウントも既に特定しており、同社は引き続きこの個人に対して必要な法的手続きをとる方針。
・ 身代金ウイルス「WannaCry」の感染防止策、情報通信省が指示 (2017/05/16)
・ 空港ウェブサイト改ざん、15歳のハッカー2人を特定 (2017/03/14)
・ 複数の空港ウェブサイトが改ざん、ホワイトハッカーか (2017/03/13)
・ 16年上半期のサイバー攻撃12万7000件、前年通年の4倍以上 (2016/09/01)
・ 2大空港のハッキング事件、中国のハッカー集団が関与否定 (2016/08/02)
・ ベトナム航空ウェブサイトが改ざん、中国のハッカー集団か―空港システムも被害 (2016/07/30)
・ 資源環境省のウェブサイトがハッキング被害 (2014/06/30)

から



)
)
)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)













