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第47回世界手紙コンテスト、ベトナム人女子中学生が3位入賞

2018/10/15 06:31 JST配信
(C) Tien phong
(C) Tien phong

スイス・ベルン市で9日、万国郵便連合(UPU)主催の第47回世界手紙コンテストの入賞作品が発表され、ベトナムの国内大会で最優秀賞を受賞した紅河デルタ地方ハイズオン省ナムサック郡グエンチャイ中学校3年生のグエン・ティ・バック・ズオンさんが3位(銅賞)に入賞した。

 今大会のテーマは「時間を超えて旅する手紙になりきり、手紙を読んだ人に伝えたいこと」で、ズオンさんは、米国の新聞「ザ・サン(The Sun)」に当時8歳の少女が投書した「サンタクロースっているんでしょうか?」という質問に答える手紙になりきり、子どもが持つ人権について触れるとともに、「子どもたちには家族の愛情のもとで生きる権利がある」というメッセージを伝えた。

 ベトナム人が銅賞に入賞したのは1993年、1999年、2004年に次いで4回目。グエンチャイ中学校では第45回(2016年)の国内大会でグエン・トゥー・チャンさんが最優秀賞を受賞しており、ズオンさんは同校で2人目の入賞者となった。

 以下、手紙の抜粋。

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 貴方は知っていますか?このような心を動かされる夢を…「お母さんは、お父さんが天国でサンタクロースの元で働いていると言っていました。一緒に動物園に行けるように、どうかお父さんに仕事を辞めさせてください」。「いつか脳性麻痺で不自由な両足のことで笑われない日が来ることだけが私の願いです」。「私はお人形が大好きです。でも妹と一緒に遊べるようにどうか私にボールをください。私たちは今まで一つもオモチャがないのです」。

 文字を知らなかった子供が文字を学んだ時、サンタクロースへこう書きました。「私のお母さんが誰なのか、私の家族がどこにいるのか教えてください。家に帰りたいのです。学校へ行きたいのです…」。有刺鉄線に囲われた難民キャンプの子供はこう書きました。「明日の朝、どうか焼き肉を挟んだサンドイッチをください。もう7か月もお肉を焼く匂いを嗅いでいないし、毎日地面に落ちたパンを拾って食べています」。

 愛する人の死を目の当たりにして瓦礫に座り、呆然としている子供は、絶望の中で願いました。「サンタクロースさん、本当にいるなら今すぐ戦争を止めて、私の故郷に散った血をきれいに掃除してください」。

 ほらね、飢えや困難、喪失の中でも子供たちは夢見ることを止めないのです。子供たちの夢は暮らしがどんなに貧しく困難であっても、きらめく結晶のような魂の世界について教えてくれました。どの子供の夢も同じように美しく、尊いのです。そしてサンタクロースは大人には使えない魔法で子供たちの夢を実現する手助けをします。サンタクロースは不幸な子供たちのよりどころでもあるのです。子供たちからよりどころを奪わないでください!

 貴方がどこの誰でどのような地位にあろうと、貴方の隣に子供がいるのなら、その子のサンタクロースになってください!

 人類の未来は子供たちの手の中にあるのです。偉人や有名なCEO、権力のある政治家、あるいはテロリスト、無名の人、人類の運命を背負った人、どのような人も、誰もがかつては子供だったのです。子供たちは愛情の中で育ち、純粋な魂を持って良い方へ向けるならば、果たして世界に戦争や暴力、無関心、傲慢、不公平はあるでしょうか?

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