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ウイルスセキュリティ国内大手のBkavは19日、2018年のネットセキュリティに関するリポートを発表した。ベトナムで生じたコンピュータウイルスによる被害額は前年比+21%増の14兆9000億VND(約730億円)に上り、昨年に続いて過去最高を記録した。国内総生産(GDP)の0.26%に相当する。
リポートによると、政府機関と企業の60%余りが、仮想通貨発掘マルウェアに感染している。ウイルス対策ソフトを組織内の全てのコンピュータにインストールしていないことが原因と指摘している。この種のマルウェアは、別種のマルウェアを勝手にダウンロードしてデータの消去や情報の漏洩、標的型攻撃(Advanced Persistent Threat=APT攻撃)を引き起こす恐れがあるという。
また、今年国内でデータ消失の被害に遭ったコンピュータは160万台余りに上る。フェイスブック(Facebook)の偽装コメントを通じてアカウントを乗っ取られる被害も起きている。コメント欄に寄せられたセクシーな写真や甘い言葉に騙されてリンク先をクリックすると相手の罠にはまることになる。
・ 22年のコンピュータウイルス被害額、前年比▲13%減の1180億円 (2022/12/16)
・ 21年のコンピュータウイルス被害額、過去最悪の1240億円 (2022/01/24)
・ 19年のコンピュータウイルス被害額、+40%増の1000億円に (2020/01/13)
・ メールを介したマルウェア攻撃件数、ベトナムは東南アジア2位 (2019/06/07)
・ ベトナム、DDoS攻撃で世界ワースト4位―ネクサスガード報告 (2019/05/07)
・ 身代金ウイルスの感染が拡大中―ベトナムの企業・組織を攻撃 (2019/02/22)
・ フラッシュメモリーデータ削除のウイルスに注意、120万台が感染 (2018/06/08)
・ コンピュータウイルスの被害額、17年は12.3兆VNDで過去最高 (2018/01/02)

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