ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

英コンテナに39人遺体、24人が越人か「パパママごめん。息ができない、死ぬ」

2019/10/28 11:58 JST配信
(C) vnexpress
(C) vnexpress 写真の拡大.

 英国テムズ川沿いのパーフリート港で23日未明、ベルギー・ゼーブルッヘ港より到着した冷凍コンテナ内から39人の遺体が見つかった事件で、複数のベトナム人が犠牲になった可能性が高いことが判明した。

 英警察は当初、「39人の遺体はすべて中国人密航者とみられる」と発表したが、27日夕方までにベトナム北中部地方ゲアン省と同ハティン省の24世帯が「事件の日から英国への密航を試みた家族と連絡が取れていない。問題の冷凍コンテナで死亡した可能性が高い」として、地元当局に届け出た。

 冷凍コンテナの中で死亡した1人とみられるP・T・T・Mさん(女性・26歳)からは、23日午前4時28分(英国時間10月22日午後10時28分)に、ハティン省に住む母親の携帯電話へ「パパママ、本当にごめんなさい。海外渡航は失敗した。息ができなくて死ぬ」との内容のメッセージが送られた。

 Mさんは密航の手数料として密航支援業者に3万ポンド(約420万円)を支払い、中国とフランスを経由して英国に向かっていた。彼女は最近まで3年間にわたって日本に出稼ぎしていたという。

 ベトナム警察は、DNA鑑定のため、死亡したとみられるベトナム人密航者らの両親などの毛髪や爪のサンプルを採取した。ベトナム外務省も、在英国ベトナム大使館に対し、現地警察と協力して情報を確認すると共に、死亡者らの遺体の収容・搬送などの援助を行うよう指導している。

 この事件についてグエン・スアン・フック首相は、組織的な不法出国支援の形跡があるとして、関連当局に対して捜査を指示した。

 2018年12月には台湾でベトナム人観光客148人が行方をくらます事件が起きたほか、同月にベトナムの国会議長が韓国を訪問した際にも政府専用機に同乗していたベトナム国籍の9人が同国で失踪するなど、不法出国事件が相次いでいる。

【関連記事】

ベトナムと英国、違法な移住と人身売買犯罪の防止で協力へ (2022/08/17)
英国警察、ベトナム人男を不法入国手配容疑で逮捕 (2022/02/15)
英仏海峡でゴムボート転覆、出稼ぎベトナム人1人含む27人死亡 (2021/12/22)
ベルギー、浸水した船から密航者49人を救出 ベトナム人が大半 (2021/05/24)
英コンテナの39人遺体事件、被告4人に最長27年の禁固刑 英裁判所 (2021/01/26)
英コンテナの39人遺体事件、被告7人に禁固刑 ハティン省 (2020/09/16)
ドイツ7州でベトナム人の密航・不法滞在手配ルートを摘発 (2020/03/06)
ベトナム人の密入国を支援した英国人男3人に最大禁固9年の判決 (2019/12/09)

[Vnexpress 17:47 27/10/2019 / Vnexpress 14:07 27/10/2019/ Vnexpress 18:46 26/10/2019, Vnexpress 21:11 25/10/2019, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
ビンファスト、フィリピンEV市場で首位に シェア51% (16:53)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(Vinfast)は、2026年1~3月期におけるフィリピンの純EV市場で51%

エースコック・ベトナム、新R&Dセンターを建設 世界展開を加速へ (15:39)

 エースコックベトナム(Acecook Vietnam)は20日、ホーチミン市のタンビン工業団地内で新たな研究開発(R&D)センター「D-GROOVE」の建設に向けた地鎮祭を行った。  同プロジェクトは、研究開発力とイノベーシ...

台湾鴻海、バクニン省で増資 スマホ年産1.4億台に増強 (14:07)

 電子機器受託生産(EMS)で世界最大手の台湾フォックスコン・テクノロジー・グループ(Foxconn Technology Group=鴻海)は、北部地方バクニン省に拠点を置く子会社のフシャン・テクノロジー・ベトナム(Fushan Tech...

ごみ拾いの少年がベトナム初のドローン開発者に、米国警察も採用 (19日)

 ドローン製造会社のリアルタイム・ロボティクス(Realtime Robotics)の創設者であるルオン・ベト・クオックさん(男性)は、ホーチミン市のニエウロック・ティゲー運河沿いで、貧しく苦労の多い幼少期を過ごした。...

フォンニャ・ケバン国立公園で新洞窟発見、高さ数百mの滝も (13:38)

 北中部地方クアンチ省のフォンニャ・ケバン国立公園管理委員会は20日、同公園内において調査隊が新たな洞窟を発見したことを明らかにした。  初期の調査情報によると、新たに発見された洞窟は垂直方向に約3...

ダナン初の都市鉄道、27年2月着工へ 32年に運行開始 (6:18)

 南中部地方ダナン市人民委員会のグエン・マイン・フン主席と地場系コングロマリット(複合企業)チュオンハイグループ(Truong Hai Group=THACO)のチャン・バー・ズオン会長は20日、ダナン国際空港と旧クアンナム...

ベトナム生命保険市場、年平均+5.9%成長で30年に72億USD規模へ (6:04)

 英国・ロンドンに本拠を置くデータ分析およびコンサルティング会社のグローバル・データ(GlobalData)が発表した最新のレポートによると、ベトナムの生命保険業界の保険料収入は、2026年の60億USD(約9500億円)か...

ハノイとホーチミンのメトロ30路線整備、約4.5兆円が必要 (5:31)

 チャン・ホン・ミン建設相は20日午後の国会で、ハノイ市とホーチミン市における都市鉄道(メトロ)30路線、総延長約2224kmの建設には、約743兆9070億VND(約4兆5000億円)の資金が必要になると明らかにした。 高...

人民アーティストのレ・カイン氏、日越文化交流で在外公館長表彰 (5:12)

 伊藤直樹駐ベトナム日本国特命全権大使は4月6日、演劇・音楽分野における日本とベトナムの文化交流促進への多大なる貢献と卓越した功績を称え、人民アーディストのレ・カイン(Le Khanh)氏に対して在外公館長表...

インドのアカサ・エア、初のベトナム路線を9月4日就航 (4:23)

 インドの航空会社であるアカサ・エア(Akasa Air)は9月4日、インドのムンバイとベトナムのハノイ市を結ぶ新路線を就航する。これにより同社はベトナムへの初進出を果たし、国際線の就航ネットワークを7都市に拡...

FPTジャパンHDとSTNet、電力・通信分野で業務提携 (3:56)

 ベトナムのIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)傘下のFPTソフトウェア(FPT Software)の日本法人であるFPTジャパンホールディングス株式会社(東京都港区)と、四国電力グルー

橋本組と小澤土木、ベトナムでダム漏水対策の実証事業を完了 (2:42)

 株式会社橋本組(静岡県焼津市)と株式会社小澤土木(静岡県浜松市)は、東北部地方タイグエン省(旧バクカン省)で実施していたダム漏水対策の実証事業を完了した。  日本で確立された圧入工法を用いて鋼矢板遮...

ベトナムの労働者の2割に生成AIの影響、ILO報告 (21日)

 国際労働機関(ILO)ベトナム事務所が発表した報告書によると、ベトナムの男女労働者の約1150万人(総雇用の約20.8%)、すなわち5人に1人が生成人工知能(AI)の影響を受ける可能性のある仕事に従事していることが明...

ホーチミン:新行政センター投資方針、劇場計画も統合しPPPで建設 (21日)

 第11期(2026~2031年任期)ホーチミン市人民評議会はこのほど開催された第2回会議で、トゥーティエム新都市区における新行政センターおよび中央広場プロジェクトの投資方針を承認した。  投資総額は約29兆60...

国家交通安全委員会が6月に解散へ、公安省へ業務移管 (21日)

 レ・ミン・フン首相はこのほど、国家交通安全委員会および省・市の交通安全委員会の活動終了と解散に関する決定第17号/2026/QD-TTgを公布した。同決定は6月1日に発効する。 業務移管完了後に解散  同決...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved