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ホーチミン市2区タオディエン街区人民委員会はこのほど、サイゴン川沿い保護遊歩道の一部区間を占拠してレストランを経営している企業各社に対して占拠部分の解体撤去を文書で要求した。企業各社は人民委員会の求めに応じているという。
調査グループがグエンバンフオン(Nguyen Van Huong)通り197番地の路地でランタオディエン有限会社が運営するレストラン2店舗の建築構造を調査したところ、2007年に発行された建設許可書で認められている範囲を超えた建築となっていることがわかった。
同189D番地でレストランを運営していた企業は、既に人民委員会の求めに応じ川沿いに設置していた盆栽と岩を解体し原状回復させている。
タオディエン街区では昨今、サイゴン川沿いのレストランやカフェが路地や遊歩道にせり出して営業するようになり、地域住民の往来の妨げとなっていた。これを受けて2区人民委員会は、都市管理部と環境資源部で調査チームを発足させて遊歩道の占拠状況の調査と違反処分を進めるよう指示していた。
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