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南部メコンデルタ地方キエンザン省ハーティエン市ファオダイ地区(phuong Phao Dai)の市場で、絶滅危惧種のウミガメの肉が販売されていた疑いがあり、問題となっている。
7日にウミガメ保護団体のボランティアグループが同市の市場を視察した際、各種の魚と一緒にウミガメの肉を販売している店舗を発見。解体された状態で販売されていたウミガメは、体重30kg程度とみられる。
ボランティアグループによると、このウミガメは、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストに記載されている「アオウミガメ」で、ベトナム国内の政令でも第一級保護対象となっている。
ボランティアグループは、市場で売られていたアオウミガメの写真をFacebookページに投稿。「このような状況が続けば、アオウミガメはいずれ絶滅し、私たちの子や孫がその姿を見ることが出来なくなってしまうだろう」とコメントして、人々に保護を訴えるとともに、キエンザン省当局に改善を要求した。