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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が急激に拡大している韓国から帰国して、病院で隔離措置を受けているベトナム人女性が5日午前に元気な女児を出産した。
この女性は、東北部地方タイグエン省出身のN・T・Hさん(21歳)。感染流行国である韓国から帰国したため、ハノイ市タックタット郡(huyen Thach That)のタックタット総合病院で14日間の隔離措置を受けている途中だった。
妊娠39週目に入っていたHさんが産気づいたため、病院内の隔離区域で出産することとなり、5日午前に帝王切開の手術が行われ、Hさんは3100gの女児を出産した。術後の経過は良好で、母子共に健康状態は安定している。
なお、この手術は隔離措置を受けている者に対する治療ガイドラインに従って行われ、20人もの医師が手術に携わったという。
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