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保健省によると、南中部沿岸地方ダナン市リエンチエウ区在住の男性(25歳)が、蚊の媒介を主な感染源とする「ジカウイルス(Zika virus)」に感染していたことが明らかになった。男性はすでに回復し、退院したという。
2020年に国内でジカウイルス感染症(ジカ熱)の患者が確認されたのはこれが初めて。ダナン疾病管制センター(CDCダナン)とリエンチウ区医療センターがニャチャン・パスツール研究所(南中部沿岸地方カインホア省)と協力して2017年11月以降に実施した1042件の検査で、ジカウイルスが陽性だったのは今回の1件のみとなっている。
CDCダナンによると、患者の男性はリエンチエウ区にある鉄鋼工場の労働者で、4月28日に発熱し、ほかにも関節痛や筋肉痛、頭痛、食欲不振、吐き気などの症状があった。翌29日にリエンチウ区医療センターを受診し、検査と薬の処方を受けた後、5月19日にニャチャン・パスツール研究所の分析結果からジカウイルスに感染していることがわかったという。
ダナン市保健局は、ジカ熱の症状が疑われる妊婦らの監視を強化するとともに、今は蚊が繁殖しやすい時期であるため、住民に対し蚊の繁殖を防ぐため居住地域の清掃を行うなど予防策を講じるよう呼び掛けている。
・ ベトナムでのジカ熱流行と小頭症の関連性を確認、長崎大学など (2017/07/21)
・ 全国のジカ熱感染者数が152人に、デング熱の死者は36人 (2017/01/03)
・ ジカウイルス感染によると思われる小頭症、国内初の報告 (2016/10/18)
・ 国内初のジカ熱感染確認、ホーチミンとカインホア省の女性2人 (2016/04/05)

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