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南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市人民委員会は13日朝、市内で適用されている社会的隔離措置について14日以降も継続することを決定した。
これにより、ホイアン市民は引き続き、不要不急の外出自粛が求められることになった。また、市外への移動が制限されるほか、公共の場に3人以上で集まることが禁止となり、他者と接する際は2m以上のソーシャルディスタンスを保つ必要がある。外出時にはマスク着用も義務付けられる。
工場や道路工事、建設、日用品販売、金融機関、役所、郵便、通信などの活動およびサービスは継続可能だが、従業員のマスク着用や手洗いの徹底など感染防止に努めなければならない。
世界的な観光都市として有名なホイアン市は、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていたことで、7月31日から社会的隔離措置が適用された。しかし、この間も感染拡大が止まらず、これまでに市内では24人の感染者が見つかり、1人の死者が出ている。この死者はベトナムにとって国内最初の新型コロナによる死亡例だった。
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