ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

最初の新型コロナワクチン到着、英アストラゼネカ製11万回分超

2021/02/24 16:35 JST配信
(C) tuoitre
(C) tuoitre 写真の拡大.

 ベトナムが英国の製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)に発注した新型コロナウイルスワクチン3000万回分のうち、最初の11万7600回分を輸送する航空機が24日午前11時、ホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。

 ベトナムの4社が開発中の国産ワクチンを除き、ベトナムが調達する初めての新型コロナウイルスワクチンとなる。

 保健省は、他社のワクチンの調達に向けて引き続き各国と交渉を行うと同時に、優先順位に従って迅速に接種を開始すべく準備を進めている。ベトナムワクチン株式会社(VNVC)は、各種手続きが完了次第、全国でワクチン接種を開始する計画だ。

 これに先立ち、保健省はVNVCが所有する超低温倉庫3か所(最大マイナス86度で保存可能)と冷蔵倉庫51か所(2~8度で保存可能)を新型コロナウイルスワクチンの保存施設として認定した。超低温倉庫はハノイ市、南中部沿岸地方ダナン市、ホーチミン市にそれぞれ立地する。

 VNVCは現在、全国49か所でワクチン接種施設を運営しており、毎日10万人にワクチン接種を行っている。同社は新型コロナウイルスワクチン接種の実施機関として保健省から認可を取得している。

【関連記事】

英アストラゼネカ製ワクチン144万回分が到着、保健省購入分の第10・11弾 (2021/08/27)
英アストラゼネカがワクチン割り当て増約束、チン首相が要請 (2021/08/23)
英アストラゼネカ製ワクチン121万回分が到着、保健省購入分の第9弾 (2021/08/23)
英アストラゼネカ製ワクチン113万回分が到着、保健省購入分の第8弾 (2021/08/13)
英アストラゼネカ製ワクチン60万回分が到着、保健省購入分の第7弾 (2021/08/06)
英アストラゼネカ製ワクチン58万回分が到着、保健省購入分の第3弾 (2021/07/12)
英アストラゼネカ製ワクチン28.8万回分が到着、保健省購入分の第2弾 (2021/05/26)
コバックス、第1弾で新型コロナワクチン81万回分をベトナムに分配 (2021/03/25)

[Tuoi Tre 11:10 24/02/2021, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
地場CTグループ、ASEAN最大級の低空経済センターを建設へ (12/31)

 地場CTグループ(CT Group)はこのほど、低空経済(Low Altitude Economy=LAE)の中核拠点となるセンターへの投資計画を発表した。  同センターの投資総額は約6兆VND(約360億円)、延べ床面積は約50万m2で、ホ...

ホーチミン市初の自転車専用レーンが完成、12月31日に運用開始 (12/31)

 ホーチミン市ビンチュン街区(旧トゥードゥック市)のマイチート(Mai Chi Tho)通りに建設されていた自転車専用レーンが約2か月の工期を経て完成し、12月31日に運用を開始した。同市では初の自転車専用レーンとな...

クリエイト・キャピタル、ソブリンAIデータセンター網構築へ (12/31)

 クリエイト・キャピタルベトナム[CRC](Create Capital Vietnam)と米国サンフランシスコに拠点を構えるハイメーカー(HAIMAKER)は、ベトナム国内で総出力100MW規模のソブリン人工知能

ホーチミンのベンタイン市場で半世紀以上愛されるチェー店 (12/28)

 チュオン・ティ・トゥエット・チンさん(女性・63歳)は、7~8歳のころからホーチミン市のベンタイン市場で母親のチェー(ベトナム風ぜんざい)の屋台を手伝っていた。そして、50年以上にわたり市場に身を置き、母...

未成年犯罪者に電子監視装置の装着義務、新政令 (12/31)

 未成年犯罪者に対する電子監視措置と社会復帰支援を規定する政令第333号/2025/ND-CPでは、未成年者が罪を犯した場合、電子監視装置の装着を義務付けると規定している。  同政令は2026年1月1日に施行される...

通話アプリ「Zalo」、利用規約改定で批判相次ぐ 当局が調査へ (12/31)

 商工省傘下の国家競争委員会は29日、通話やメッセージング、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のマルチプラットフォーム「ザロ(Zalo)」を運営する地場総合インターネットメディア運営大手

25年外交総括、経済外交で協定など約350件合意 (12/31)

 国際情勢が不安定化する中、ベトナムの経済外交は2025年に約350件の協定・コミットメントに合意した。これは、29日にハノイ市で開かれた2025年外交分野総括会議で発表されたもの。会議にはファム・ミン・チン首...

地場スタートアップのサオラテック、ドローンでの輸送実証に成功 (12/31)

 ドローン技術を手掛ける地場スタートアップのサオラテック(Saolatek)は29日、携帯端末販売を展開するジードンベト・テクノロジー(Di Dong Viet Technology)と連携し、ホーチミン市のサイゴンハイテクパーク(SHT...

農業環境省、農産物トレーサビリティシステムをお披露目 (12/31)

 農業環境省はこのほど、ベトナム農産物トレーサビリティシステムのお披露目式典を開催した。同システムは、農林水産物の生産・加工・輸送・流通のすべての過程で原産地情報の記録・管理・検索を可能にするデジ...

日本のベトナム人新規入国者数、25年1~6月期は17万人 (12/31)

 日本の法務省出入国在留管理庁が発表した2025年1~6月期における外国人入国者数及び日本人出国者数等に関する統計によると、同期の日本におけるベトナム人新規入国者数は前年同期比+1.3%増の16万9931人で、構...

日本の在留ベトナム人数66万人で過去最高更新、国籍別2位 (12/31)

 日本の法務省出入国在留管理庁が発表した2025年6月末時点における在留外国人数に関する統計によると、同時点の日本における在留ベトナム人数は66万0483人で、2024年末時点と比べて+4.1%増加し、過去最高を更新...

日本のベトナム人不法残留者数、国籍別で最多 半年で▲8.6%減 (12/31)

 日本の法務省出入国在留管理庁が発表した2025年7月1日時点における不法残留者数に関する統計によると、同時点の日本におけるベトナム人不法残留者数は1万3070人で、2025年1月1日時点と比べて▲8.6%減少した。 ...

電子労働契約に法的枠組み、26年から適用 人的資源管理のDX加速 (12/30)

 政府はこのほど、電子労働契約に関する政令第337号/2025/ND-CP(2026年1月1日施行)を公布した。これにより、デジタル環境における労働契約の締結・履行に法的根拠が整備され、人事管理のデジタルトランスフォー...

ビンEVタクシー、都市部向け小型EVバン配車サービス開始 (12/30)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社で、配車サービス「サインSM

ホーチミン:第4トゥーティエム橋建設を承認、投資総額300億円 (12/30)

 ホーチミン市人民評議会は、第4トゥーティエム橋案件の投資方針を承認した。同案件は、投資総額5兆0630億VND(約300億円)超で、市南部と中心部、アンカイン街区(旧トゥードゥック市)にあるトゥーティエム新都市...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved