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ホーチミン市7区にある韓国系スーパーマーケット「ロッテマート(LOTTE Mart)」は従業員の中から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者が見つかったとして、7月6日から一時営業停止となった。現在、保健当局が従業員など約1000人を対象に緊急でクイックテストを行っている。
7区タンフン街区保健局によると、7区のロッテマート関連で3人の感染者(F0)が確認された。感染が確認されたのは、お菓子売り場の女性店員、外部のバナナ配送業者の従業員、メンテナンス業者の従業員の3人。
5日夜までにスーパーの従業員約250人に対するクイックテストを実施。さらに、6日朝に従業員700~800人へのクイックテストを行った。濃厚接触者(F1)となった従業員らは既に隔離措置が適用された。
ロッテマートは、区人民委員会の指導のもと店舗を封鎖。保健当局は、5日~7日の間にスーパーを訪れた全ての顧客の検体採取とウイルス検査を進めている。ロッテマートはこの後、保健局の規定に従い、店舗内の消毒や感染リスクのある従業員のリストなどを作成し、感染拡大防止に努める。
なお、ホーチミン市にあるロッテマートの従業員は全て新型コロナワクチンを接種済みだという。ロッテマートは7区店舗の営業停止中もオンラインでの販売を続けており、半径15km圏内の顧客はオンラインから注文が可能だという。