ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

ダナン:9月30日から規制を大幅緩和、多くの活動再開

2021/09/29 17:51 JST配信
(C) tuoitre
(C) tuoitre 写真の拡大.

南中部沿岸地方ダナン市人民委員会は28日夜、現行の社会的隔離措置に代わる新たな措置に関する指示第8号を公布した。これにより、9月30日午前0時から規制を大幅に緩和し、多くの活動を再開する。

 30日午前0時以降、市民は朝の海水浴が可能となるほか、ホテルや伝統的市場、宗教施設、理美容室なども活動を再開できる。

 9月30日から活動再開が可能となる分野は以下の通り。

◇伝統的市場:営業する店舗数を通常時の50%以下とし、店員は少なくとも1回のワクチン接種を終えていることとする。各世帯は3日に1回のペースで買い物ができ、買い物許可証となるQRコードを提示する。
◇組織・団体・企業が主催する屋内での会議、研修、セミナーなど:1部屋に20人以内で集まることが可能。参加者全員がワクチン接種を終えているか、感染後に回復している場合、最大100人まで集まることが可能。
◇貨物輸送、配達
◇宗教施設など:同時に30人以内で集まることが可能。
◇ホテル、宿泊施設:客室稼働率を30%以下とする。中心部の公共旅客輸送は定員を通常時の50%以下とする。
◇屋内外スポーツ:他人と直接接触しない場合、20人以内での活動が可能。
◇海水浴:午前4時30分から午前6時30分まで可能。
◇理美容室:店員は少なくとも1回のワクチン接種を終え、同時に接客する客数を3人以内とする。

 一方、引き続き活動を一時停止する分野は以下の通り。

◇娯楽・美容関連サービス施設(理美容室を除く)、カラオケ、マッサージ、バー、ディスコ、映画館、カジノ、インターネットカフェ、ゲームセンター
◇文化・スポーツイベント、芸術公演、スポーツ大会
◇歩行者天国、ナイトマーケット
◇ジム、ヨガ、ビリヤード、練習場で他人と直接接触する屋内外スポーツ、競技場、屋内外プール
◇教育施設での対面授業
◇飲食店や各種店舗での店内飲食・接客、団体での飲食を伴うパーティー
◇省・市をまたぐ旅客輸送

 ダナン市では、7月31日18時から首相指示第16号/CT-TTgより厳しい「第16号+(プラス)」を適用し、地域によって段階的に規制を緩和してきた。

 同市では4月末から広がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内第4波で、28日午後までに4913人の市中感染者が確認されている。現在は56村・街区のうち49村・街区が感染リスクの低い「グリーンゾーン」となっている。

 同市のワクチン接種状況について、これまでに接種対象者の約89%にあたる71万3000人が1回目の接種を完了した。また、8万4000人が2回目の接種も完了している。

[VnExpress 23:22 28/09/2021 / Tuoi Tre 21:43 28/09/2021, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
クオン国家主席、越訪のリトアニア大統領と会談 (6:09)

 ルオン・クオン国家主席は12日、リトアニアのギターナス・ナウセーダ大統領と会談した。1992年の外交関係樹立以来、同国大統領がベトナムを公式訪問したのは今回が初めて。  両首脳は会談で、今回の公式訪...

7月1日施行の社会保険法、加入対象者を拡大 外国人関連規定も (6:01)

 2024年社会保険法(法律第41号/2024/QH15)が、2025年7月1日に施行される。これは2014年社会保険法(法律第58号/2014/QH13)に置き換わるもので、社会保険の加入対象者が拡大される。  2024年社会保険法では、...

個人事業主への電子請求書義務化、飲食店が便乗で一斉値上げ (5:41)

 6月以降、ホーチミン市やハノイ市にある多くの飲食店で、ブン、フォー、バインミーなどの価格が一斉に引き上げられている。店主らは値上げの主な理由として、「納税義務の発生」を挙げている。  店主らは、...

世界のベトナム人街を訪ねて【プラハ編・後編】 (15日)

(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は

ベトコムバンク、東南アジアの有力ブランドトップ30に初選出 (5:17)

 英市場調査会社カンター(Kantar)が発表した「東南アジアのブランド価値トップ30ランキング」2024年版で、ベトコムバンク[VCB](Vietcombank)がベトナム企業として唯一ランクインを果

畜産大手CPベトナムの「病畜の肉」流通疑惑、違反の3店舗に罰金 (5:00)

 タイ系畜産大手CPベトナム(CP Viet Nam)が病気の豚や鶏の肉を販売していたとソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で告発されたことを受け、南部メコンデルタ地方ソクチャン省農業環境局は11日、検査...

ベトナム航空、スカンジナビア航空と提携 北欧路線の接続強化 (4:47)

 全日空ANAが出資するベトナムのフラッグキャリアであるベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は13日、スカンジナビア航空との間で、ベトナムと北欧(デンマーク、ノルウェー、スウェ

ダナン:半導体研究開発ラボ建設を承認、投資総額98億円 (3:07)

 南中部沿岸地方ダナン市人民委員会は、半導体向け先端パッケージング技術の研究開発(R&D)を目的とした実験施設プロジェクトへの投資方針を承認した。  プロジェクトの投資主は、半導体や人工知能(AI)分野の...

ハノイ:錯視展by杉原厚吉、ベトナム初開催 6月28日から (14日)

 国際交流基金ベトナム日本文化交流センターは、6月28日(土)から8月24日(日)まで、展覧会「錯視展」をベトナムで初開催する。同展覧会では、視覚認知と数学的創造性が融合した全く新しいアート体験を提供し、「...

ハノイ:建国80周年、9月2日に花火打ち上げ 市内5か所で (14日)

 ハノイ市は、9月2日(火)の建国記念日に打ち上げ花火を実施する計画を明らかにした。  これは、8月革命80周年(1945年8月19日~2025年8月19日)と建国80周年(1945年9月2日~2025年9月2日)を祝う記念事業の一環...

ホーチミン:マスタープラン調整案承認、多中心モデルで開発 (13日)

 チャン・ホン・ハー副首相はこのほど、「2060年までを視野に入れた2040年までのホーチミン市都市設計マスタープラン」の調整案を承認する首相決定第1125号/QD-TTgに署名した。  ホーチミン市は、2060年まで...

5月の新車販売台数統計、1~5月期の販売台数上位20ブランド (13日)

 ベトナム自動車工業会(VAMA)の発表によると、2025年5月におけるVAMA加盟企業とVAMA非加盟企業を合わせた新車販売台数(TCモーターおよびビンファスト=VinFast含まず)は前月比▲1%減、前年同月比では+13%増の2万...

台風1号、中部の広範囲で大雨 フエではミスコンステージが水没 (13日)

 11日午前に南シナ海で発生した台風1号(アジア名:ウーティップ、日本でも台風1号)の影響により、ベトナム北中部から南中部沿岸地方にかけての広い範囲で大雨が降り、各地で洪水や土砂崩れなどの被害が出ている...

国際美男子コンテストでベトナム代表がトップ5入り (13日)

 世界的な美男子コンテスト「マンハント・インターナショナル(Manhunt International)」の2025年大会が10日夜にタイで開催され、各国・地域から37人のモデルが出場した。今大会ではベトナム代表のブー・リンさん...

ホーチミン:グリーン企業協会が発足 (13日)

 ホーチミン市グリーン企業協会(HGBA)が10日、正式に発足した。  HGBAは、加盟企業の競争力強化、技術革新、グリーンファイナンスへのアクセス、国際基準への適応に向けた取り組みを支援するほか、企業のグ...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved