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インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)の発表によると、10月22日深夜に発生したベトナムと香港を結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」のS1I支線のトラブルは、復旧時期が12月10日になる見通しだ。
AAGのトラブルは今年に入って既に3度目。10月末には、ベトナムとシンガポールを結ぶ区間でも新たなトラブルが発生している。
上記のスケジュール通りS1I支線の復旧が完了したとしても、ベトナムとシンガポールを結ぶ区間のトラブル復旧作業が依然として進んでいないため、AAGによる海外へのインターネットアクセスが完全に復旧するわけではない。
この他、アジアとヨーロッパを結ぶ大容量光海底ケーブル「アジア・アフリカ・ユーロ1(AAE-1)」でもトラブルが発生しており、ベトナムから海外へのインターネットアクセスに問題が生じていたが、こちらは11月10日までに完全復旧する見通しとなっている。
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