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ファム・ミン・チン首相はハノイ市内の政府官房で5月31日、英アストラゼネカ(AstraZeneca)のパスカル・ソリオ(Pascal Soriot)最高経営責任者(CEO)と会談した。
チン首相はこの席で、ベトナムに新型コロナウイルスワクチンを優先的に提供した同社に謝辞を述べ、同社の支援によりニューノーマル(新常態)に素早く移行できたことが経済回復策の効果的な運用に繋がったと評価した。
首相はまた、医薬品やワクチンなどの製造において、同社との戦略的協力関係を築くことを希望し、医薬品製造分野の人材育成および国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)におけるベトナムのコミットメントの実施を支援するよう、同社に要請した。
一方、25年ぶりにベトナムを訪れたソリオットCEOは、ベトナムの経済成長に賛辞を述べ、今回の訪問はベトナムとの関係強化が目的だとした。同氏は、ベトナムの製薬業の発展を後押しするとともに、技術移転や診療能力の向上を支援することを約束した。
なお、これに先立つ2021年11月、アストラゼネカとベトナム側パートナーとの間で医薬品の製造・加工に関する覚書が交わされた。これによると、アストラゼネカは2022~2030年の間に、ベトナムにおける3種類の医薬品の製造・加工に9000万USD(約117億円)を投じることになっている。
またこれとは別に、アストラゼネカは2019年、2020~2024年の間にベトナムに2億2000万USD(約286億円)を投資すると発表している。
・ 英アストラゼネカ、ベトナムに9000万USD追加投資 チン首相とCEOが会談 (2021/11/04)

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