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ホーチミン市直轄トゥードゥック市フオックロンB街区(phuong Phuoc Long B)タンニョンフー(Tang Nhon Phu)通りにあるレストラン「ミスターバオ(Mr Bao)」で3日、スタッフら8人がパーティーを開いた後で急性アルコール中毒を起こし、うち2人が死亡する事故が発生した。
急性アルコール中毒を発症したスタッフの多くは、ホーチミン市工業貿易短期大学の学生で、同レストランでアルバイトスタッフとして働いていた。同レストランでは、グリル料理と海鮮鍋を提供しており、毎日30~40人の客に対応していた。ドリンクメニューには、韓国酒、ビール、ソフトドリンクなどがあった。
レストランの責任者N・D・Bさん(男性・32歳)が語ったところによると、事故が起きた3日夜、仕事を終えたスタッフ6人が女友達2人を招いて店内でパーティーを開いていたという。
スタッフらは倉庫にあった「Ruou(=酒)」と記載された5L入りのボトルを持ち出し、ソフトドリンクを混ぜてみんなで飲んだ。パーティーは翌4日の早朝まで続き、パーティーに参加した8人は、5日までに次々と急性アルコール中毒を起こして病院に救急搬送された。
このうち、2人は重度の急性アルコール中毒で死亡。残る6人は市内の病院で引き続き集中治療を受けている。検査の結果では、患者から許容濃度を大きく上回るメタノールが検出されたという。
警察の調べによると、この日、スタッフらがパーティーで食べた料理は他店で購入したもので、同レストランの料理ではなかった。
Bさんの証言では、問題の「酒」は、以前レストランで働いていたスタッフが個人商店から調達したものだという。警察は7日までに購入先の個人商店を特定し、立ち入り検査を実施するなど捜査を急いでいる。