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保健省は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に関するファム・ミン・チン首相宛ての最新の報告書の中で、新型コロナウイルス感染症を風土病(エンデミック)として扱うことは時期尚早だとし、引き続き「グループAの感染症」として扱うことを提案した。
保健省によると、国内では新型コロナの感染者数と死亡者数が安定していない。新たな系統のウイルスが相次いで確認されており、その度に感染の傾向が変わってしまう状況にある。また、ワクチン接種または感染による免疫獲得も安定しておらず、時間が経つに連れて免疫が低下しているため、新型コロナの感染が再燃する可能性がある。
さらに、現在のところ多くの国では新型コロナ対策を緩和しても「風土病」として扱うことを発表した国はないという。
同省はこれを踏まえ、新型コロナを引き続き「グループAの感染症」として扱うべきだと主張した。
なお、新型コロナを「グループBの感染症」として扱うと、国境検問所やコミュニティでの監視、感染拡大防止対策、無料治療制度、ワクチンの大量接種に支障をきたし、対策に対する国民の意識も低下してしまうため、感染が再燃した場合に対応が間に合わないことが懸念される。
・ チン首相、新型コロナ終息宣言の準備を指示 (2023/05/22)
・ 保健省、新型コロナの風土病扱いは「時期尚早」 (2022/06/29)
・ オミクロン株の「BA.5系統」を初確認、保健省 (2022/06/28)
・ 保健省、今後の新型コロナ対応シナリオを策定 (2022/04/15)
・ 新型コロナの風土病扱いは時期尚早、WHOベトナム代表 (2022/03/25)
・ 23年までの新型コロナ予防プログラムを公布、「特に危険な感染症」から除外へ (2022/03/18)
・ チン首相、新型コロナ感染症を風土病と見なす方針示す (2022/03/07)

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