![]() (C) vnexpress |
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を風土病(エンデミック)として扱うことについて、世界保健機関(WHO)ベトナム事務所のパク・キドン代表は、パンデミックは年内に終息する見通しであるものの、今の状況下では新型コロナをエンデミックとして扱うべきではないとの見解を示した。
これは、同氏が23日にVNエクスプレス(VnExpress)のインタビューで発言したもの。
同氏は、「各国は、新型コロナをエンデミックとして扱って対策を放棄すべきではない。社会的弱者を保護し、医療システムの過負荷を防ぐために、持続可能な対応措置に移行して長期的な準備を整える必要がある」とコメントした。
ベトナム国内ではテト(旧正月)明けから新規感染者数が増加傾向にあるものの、ほとんどが自宅療養の軽症者で、重症化率と死亡率は低下の一途を辿っている。WHOによると、国内では約190万人が隔離、監視、または治療を受けており、このうち約2.2%にあたる4000人以上が酸素治療を必要としている。
パク氏は、重症化率と死亡率は低下しているものの、感染者数が多すぎると医療システムが過負荷になる恐れがあるため、感染疑い者の検査や感染者の隔離、ワクチン接種、マスク着用などの対策を継続すべきだとアドバイスした。
・ 保健省、引き続き新型コロナを風土病扱いせず (2022/08/15)
・ 保健省、新型コロナの風土病扱いは「時期尚早」 (2022/06/29)
・ 保健省、今後の新型コロナ対応シナリオを策定 (2022/04/15)
・ 23年までの新型コロナ予防プログラムを公布、「特に危険な感染症」から除外へ (2022/03/18)
・ 保健省:濃厚接触者のオフィス出勤を提案、感染者数の毎日公表打ち切りも (2022/03/07)
・ チン首相、新型コロナ感染症を風土病と見なす方針示す (2022/03/07)

から



)
)
)
)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)













