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ホーチミン市直轄トゥードゥック市トゥーティエム街区で建設中の高級複合施設「ザ・メトロポール(The Metropole)」で11日午後、工事中のコンクリート床が崩落する事故が発生した。人的被害はなかった。
崩落したのは、オフィスビル「ザ・ホールマーク(The Hallmark)」の28階部分の床。作業員らが床の型枠にコンクリートを流し込んでいたところ、厚さ約20~30cmの鉄筋コンクリート約100m2が崩落した。
「ザ・メトロポール」は、高級不動産デベロッパーのソンキムランド(Son Kim Land)が開発している。その一部となる「ザ・ホールマーク」の建設を請け負っているのはセントラル建設(Central Construction)。
「ザ・ホールマーク」は30階建てで、商業施設やフードコート、オフィスなどを併設する。 延べ床面積は6万8000m2で、各フロアの面積は1600~2300m2となる。
ソンキムランドは、事故の原因について「工事中の技術的な問題によるもの」と説明している。なお、同事故をめぐり、トゥードゥック市警察はホーチミン市建設局と協力し、原因を究明すべく調査を進めている。