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ロシアのネットセキュリティ大手カスペルスキー(Kaspersky)の統計によると、2022年1~6月期の東南アジアにおけるモバイル端末を標的にしたマルウェア攻撃の件数は12万2526件で、前年同期の38万2575件から▲68.0%と大きく減少した。
このうち、ベトナムで発見・阻止されたモバイルバンキングを標的としたマルウェアの数は208種類となっている。
ベトナムにおける金融分野の多くの詐欺事件では、詐欺師が単にマルウェアを含むURLを送信するだけでなく、警察や裁判所、税関機関などの職員、銀行員、郵便局員や電力会社の従業員などになりすまし、電話やメッセージなどの他の手段も組み合わせて信頼を得た上で、送金をさせたり、URLをクリックさせて銀行口座を乗っ取ったりするケースが多い。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を背景に、テレワークやハイブリッドワーク(オフィスワークとテレワークを組み合わせたワークスタイル)が普及し、スマートフォンをパソコンなどに接続する機会が増える中、個人だけでなく、勤務先の企業も攻撃を受けてしまう恐れがある。
カスペルスキーは対策として、個々が自身のスマートフォンに正規のセキュリティソリューションをインストールするなどして自分自身を守る必要があると勧告した。
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