ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

大規模麻薬密輸ルートの女元締めを逮捕、90年代裏社会の「ゴッドマザー」の実姉

2022/11/23 06:01 JST配信
(C) vnexpress
(C) vnexpress 写真の拡大.

 公安省傘下の麻薬犯罪捜査警察局(C04)は22日、2018年5月に摘発された大規模な麻薬密輸密売ルートの元締めを逮捕したと発表した。

 逮捕されたのは、1990年代の北部の裏社会を牛耳っていた「ゴッドマザー」ことブー・ティ・ホアン・ズン(女、通称:ズンハー)の実の姉であるブー・ホアン・オアイン容疑者(女)だ。

 オアイン容疑者が率いる麻薬密輸密売ルートが摘発された当時、容疑者は海外に逃亡し、国際刑事警察機構(インターポール)によって国際指名手配された。逃亡中も引き続きルートを運営し、麻薬取引で悪名高い「ゴールデン・トライアングル(黄金の三角地帯)」(ミャンマー・ラオス・タイの3か国が国境を接する地域)からベトナム国内への麻薬の密輸・密売を指揮していた。

 麻薬は輸送会社や貿易会社を装ったペーパーカンパニーによってベトナム国内に密輸され、容疑者のルートのこれまでの取引量は1.6tにも達するとされる。

 C04は、在外の公安省代表機関と海外当局と協力し、これに先立つ9月にオアイン容疑者を逮捕した。同容疑者を含め、ルートのメンバーら合わせて28人が逮捕され捜査を受けている。同事件をめぐり、警察は引き続き裏付け捜査を進めている。

 なお、容疑者の実の妹であるズンハーは、南部の「ゴッドファーザー」だったチュオン・バン・カム元死刑囚(通称:ナムカム)と対立し、2000年にホーチミン市1区の路上でナムカムの手下によって暗殺された。これがきっかけとなり、警察はナムカムらが率いる犯罪グループの一掃に踏み切った。

 ホーチミン市人民裁判所は2003年、ベトナム史上最大の刑事事件となった同事件の裁判で、ナムカムを含む6人の被告に死刑判決を下し、ナムカムは2004年、銃殺刑に処された。同事件の被告人の数は156人にも達し、ベトナムの刑事事件で史上最多となっている。

[VnExpress 13:31 22/11/2022 / Tuoi Tre 10:45 22/11/2022, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ベトナム経済を振り返る:商業銀行セクター編 2025年版 (6:37)

金融市場:商業銀行セクター  1990年代までのベトナムでは、金庫・たんす預金や現金決済が主流で、金融仲介機能は限定的だった。しかし2000年代に入ると商業銀行の近代化が進み、企業間取引の多くが銀行経由...

【政治】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (5:44)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「政治」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:中国、ベトナムが領有権主張する島に大型商業施設をオープン

【観光】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (4:33)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「観光」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:米誌「世界最高の都市トップ10」、東京3位 ホイアン6位

テト間近のホーチミン中心部、1日4万VNDで「寝床を買う」人々 (15日)

 ホーチミン市には今も、1日4万VND(約240円)で「寝床を買う」人々が暮らす集落が存在する。ここでは、旧ビンディン省(現在の南中部地方ザライ省)出身の行商人たちが、テト(旧正月)を目前に控えた夜ごと、重い天...

ベトナム経済を振り返る:外国為替レート編 2025年版 (18日)

金融市場:外国為替レート ■2000年代前半~リーマン・ショック後:安定局面から構造的VND安へ  VNDの対USD為替レートは、2000年代前半には1USD=1万5000~1万6000VND前後で推移し、比較的安

【生活】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (18日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「生活」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:ハノイ:一部の通りで交通規制、建国80周年行事で

【三面】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (18日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「三面」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:台湾人客が入国審査官に航空券を破られる「帰れると思うな」と怒声

【経済】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (18日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「経済」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:6万人収容の国内最大スタジアムが着工、国内初の開閉式ドーム採用

テト(旧正月)に読みたい記事16選【VIETJOベトナムニュース】 (17日)

 2026年は新暦2月17日がテト(旧正月)の元旦です。テトに際して、VIETJOベトナムニュースから、テトに関する過去の記事16本をご紹介します。 テトの繁忙期を迎える魚の炭火焼き、職人は昼夜大忙し

テト(旧正月)に読みたい記事11選【VIETJOライフ】 (17日)

 2026年は新暦2月17日がテト(旧正月)の元旦です。テトに際して、VIETJOライフから、テトに関する過去の記事11本をご紹介します。 テト休みを妄想しよう~35年までのテトカレンダー~

ベトナム経済を振り返る:物価上昇率(CPI)編 2025年版 (16日)

マクロ経済:物価上昇率(CPI)  ベトナムの消費者物価指数(CPI)の推移を見ると、2000年代から2010年代初頭にかけては変動が大きく、インフレ圧力の強い局面が繰り返し生じていた。2008年には+23.0%、2011年に...

【日系】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (16日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「日系」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:日本の製造業の有望事業展開先、ベトナムは3位に後退

【社会】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (16日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「社会」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:血のスープを食べた17人が病院に搬送、男性2人が死亡

ベトナム経済を振り返る:対外収支編 2025年版 (14日)

マクロ経済:対外収支  近年のベトナムの対外収支は、輸出の拡大、安定的な外資流入、在外ベトナム人による本国送金といった構造的な強みに支えられ、底堅さを維持している。一方で、世界的な金融環境の変化...

ベトナム経済を振り返る:国内総生産(GDP)成長率編 2025年版 (14日)

ベトナムのマクロ経済と金融市場  ベトナム経済は近年、高い実質国内総生産(GDP)成長率を維持している。製造業を軸とする輸出の拡大と安定的な海外直接投資(FDI)の流入を背景に、東南アジア有数の成長市場と...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved