ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

地場飲料大手タンヒエップファット、英国人副会長が新社長に就任 創業者親子の逮捕で

2023/04/12 15:30 JST配信
イメージ画像
イメージ画像

 地場大手飲料メーカーのタンヒエップファット商業サービス社(Tan Hiep Phat)のチャン・クイ・タイン会長 兼 社長(男・70歳、東南部地方ビンズオン省在住)およびその娘であるチャン・ウエン・フオン副社長(女・42歳、同)とチャン・ゴック・ビック副社長(女・39歳、同)の3人が、「信頼を悪用した資産横領容疑」で起訴されたことを受け、同社は11日、新社長を発表した。

 プレスリリースによると、社長 兼 法的代表者に新たに就任したのは、英国籍のデビッド・リドル(David Riddle)氏。リドル新社長は1950年生まれの73歳で、複数の多国籍企業の管理職を歴任した後、同社に入社し現在に至る。勤続13年のベテラン社員で、社長就任前は副会長を務めていた。

 タンヒエップファットは、「創業者の逮捕により、当社の活動が多少の影響を受けることに違いないが、起訴に至らせた3人の活動は当社に一切関与していない。顧客、国内外のパートナーに対するコミットメントの継続的な維持と完全な実施を保証する」と明言した。

 なお、タイン会長親子3人のうち、タイン容疑者とフオン容疑者の2人は逮捕され、ビック容疑者は在宅起訴された。同社は、タイン会長一家が完全に保有するファミリーカンパニーで、飲料事業で安定した高収益を上げている。一家は2018年に不動産市場への進出を果たし、不動産案件の合併・買収(M&A)にも注力してきた。

 被害に遭って告発した1社である不動産デベロッパーのキムオアインドンナイ開発投資(Kim Oanh)によると、資金借り入れを希望していた同社はタンヒエップファットとの間で契約を締結。違法な高利貸しであることを隠蔽するため、「不動産案件購買契約を装った金銭貸借契約」の形で契約が交わされた。タイン親子はその後も、キムオアインドンナイによる支払いの受け取りを拒否し、不動産案件を占有し続けているという。

 タンヒエップファットは、コカ・コーラ・ベトナム(Coca-Cola Vietnam)やサントリーペプシコ(Suntory PepsiCo)などの外資系企業と肩を並べる飲料メーカー。人気ブランドとして、清涼飲料「緑茶0度(Tra xanh 0 do)」や「ドクター・タイン(Dr. Thanh)」、エナジードリンク「ナンバーワン(Number 1)」などが挙げられる。

[Markettimes 17:00 11/04/2023 / Tuoi Tre 18:48 11/04/2023, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
ベトナム入国拒否の外国人旅客、アシアナ航空に1億USD賠償請求 (4:18)

 韓国の航空会社であるアシアナ航空(Asiana Airlines)が、査証(ビザ)不所持を理由にベトナムへの入国を拒否された外国人旅客から、米国で1億USD(約159億円)の損害賠償を求める訴訟を起こされた。原告は、入国を...

トイレ洗剤誤飲で胃を全摘出の男性、ベトドク病院が消化管を再建 (3:46)

 南部メコンデルタ地方カントー市在住の男性(53歳)が、ハノイ市のベトドク(越独)友好病院で、大腸の一部を用いた消化管の再建手術を受けた。男性は約1年前にトイレ用洗剤を誤飲し、重度の化学熱傷により胃を全摘...

韓国ファッションECのムシンサ、ベトナム本格進出へ (2:31)

 電子商取引(eコマース=EC)によるファッションモールを展開する韓国のムシンサ(MUSINSA)はこのほど、ベトナムに本格進出すると発表した。  同社は7月、ベトナム国内の高級ブランド市場で大きなシェアを占め...

「生き地獄」と恐れられたフーロイ刑務所、凄惨な拷問と毒殺事件 (23日)

 かつてベトナム共和国(南ベトナム)のゴ・ディン・ジエム政権下で「生き地獄」と恐れられ、多くの愛国者や革命活動家が収容され、拷問を受けたフーロイ刑務所(Nhà tù Phú Lợi)が、現在はそ...

地場アマッカオ、ゲアン省で中部最大の廃棄物発電所を着工 (0:22)

 地場系コングロマリット(複合企業)のアマッカオグループ(AMACCAO Group)傘下のギャラックス(Galax)はこのほど、北中部地方ゲアン省ハイロック村(xã Hải Lộc、旧ギーロック郡)のギーイエン固形...

第1回臨時国会が閉幕、大量破壊兵器拡散防止法など15本の法律可決 (25日)

 第16期(2026~2031年任期)国会の第1回臨時会議が24日、2期に分けて行われた計17日間の会期を終えて閉幕した。閉幕式には、トー・ラム書記長 兼 国家主席やレ・ミン・フン首相なども出席した。  今国会では...

ニントゥアン原発計画を3つの独立事業に分割、国会が決議採択 (25日)

 第16期(2026~2031年任期)国会の第1回臨時会議は24日、南中部地方カインホア省(旧ニントゥアン省)で計画されているニントゥアン原子力発電所建設プロジェクトを3つの独立したプロジェクトに分割する決議を採択...

阪急阪神不動産とシーアールイー、ハイフォンで物流倉庫5棟竣工 (25日)

 阪急阪神不動産株式会社(大阪府大阪市)と株式会社シーアールイー(東京都港区)は、シンガポール政府系企業セムコープ・デベロップメント(Sembcorp Development)と共同でセムコープ・インフラ・サービシズ(Sembco...

ネスレ、インスタントコーヒーの新包装ライン稼働 11市場へ輸出 (25日)

 スイス食品大手ネスレ(Nestle)の子会社ネスレ・ベトナム(Nestle Vietnam)は21日、東南部地方ドンナイ市ロンビン街区(phường Long Binh、旧ドンナイ省ビエンホア市)のアマタ工業団地にあるネスレ・チ...

バクニン省とクアンニン省を中央直轄市に格上げ、9月発効 (25日)

 第16期(2026~2031年任期)国会の第1回臨時会議は24日、北部地方バクニン省と東北部地方クアンニン省をそれぞれ中央直轄市に昇格させる決議を採択した。  これにより、国内の中央直轄市は計9市に増える。ク...

臨時国会、都市開発法や改正建築法など8本の法律を可決 (25日)

 第16期(2026~2031年任期)国会の第1回臨時会議は24日、最終日の本会議で、行政手続きの簡素化や地方への権限委譲、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進などを盛り込んだ8本の法律を可決した。  こ...

臨時国会、ハノイ首都圏環状5号線など11本の決議採択 (25日)

 第16期(2026~2031年任期)国会の第1回臨時会議で24日、ハノイ首都圏環状5号線の投資方針に関する決議や、国営・民間経済および科学技術・イノベーション・デジタルトランスフォーメーション(DX)の活用に関連す...

ベトナムEC市場、外資2強がシェア約98% 地場勢は苦戦 (25日)

 2026年上半期(1~6月)のベトナムの電子商取引(eコマース=EC)市場では、ショッピー(Shopee)とティックトックショップ(TikTok Shop)の2強による寡占が進んでいる。  ECデータ分析プラットフォーム「ユーネッ...

コートジボワール国民議会議長が訪越、両国の協力・貿易拡大へ (25日)

 チャン・タイン・マン国会議長は23日、ハノイ市の国会議事堂で、ベトナムを公式訪問しているコートジボワールのパトリック・アチ国民議会議長と会談した。  双方は、国会間の協力を両国の友好関係の重要な...

ABUロボコン2026、ベトナム代表が日本と並び3位入賞 (25日)

 アジア太平洋放送連合(ABU)が主催する「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト(ABUロボコン=ABU Asia-Pacific Robot Contest)2026」が23日、香港で開催された。  ベトナム代表として出場した東南部地方ドン...

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved