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ホーチミン市1区グエンフエ(Nguyen Hue)通りの歩行者天国エリアで、市民や観光客のトイレ需要に応えるべく、国際水準を満たした無料のスマート公衆トイレが28日夜から稼働を開始した。
ベトナムトイレ協会と党中央委員会は25日夜、スマート公衆トイレ2か所の引き渡し式典を開催。トイレは、グエンフエ通り135番地とグエンチュンチュック(Nguyen Trung Truc)通り8番地に立地。1か所あたりの建設費用は6億3500万VND(約380万円)。
ベトナムトイレ協会によると、スマート公衆トイレは、以前の公衆トイレとは異なり、最先端技術を用いて全てのプロセスが自動化されているという。床や便器は水洗で自動洗浄され、その後、乾燥させることで臭いや菌の繁殖を防いでいる。ボタンは全て非接触式(手かざし式)で、利用者にとって便利な音声ガイドも完備している。
また、修理が必要な損傷が発生した場合、ネット上で管理者にすぐ報告されて、30分以内に修理や部品の取り換えが行われる。この他、市では1区内にある100軒あまりのカフェ・レストランに対し、トイレ無料開放を働きかけ、壊れた、または老朽化したトイレの改修も進めていく方針。
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