ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

コロナ禍の特別便巡る汚職事件、4人に終身刑 前外務次官は禁固16年

2023/07/28 19:55 JST配信 (2023/07/31 13:18 JST最終更新)
(C)Tien Phong
(C)Tien Phong

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を背景に運航された帰国者など向けの特別便の認可を巡る汚職事件で、ハノイ市人民裁判所は28日、被告54人に有罪判決を下した。

 この裁判で被告54人は、◇贈賄、◇収賄、◇贈収賄仲介、◇公務執行上の職権乱用、◇詐欺・資産横領の5つの罪に問われていた。

 この特別便は、コロナ禍の影響で帰国するベトナム人のために国が特別に手配したものだが、関係者らは複数の公的機関の幹部らと結託し、不正利益を得ていた。2020年年初から2021年半ばにかけて1000便以上が手配され、62か国・地域から20万人以上のベトナム人が帰国した。

 特別便に搭乗するには、通常より高額な運賃を支払うほか、煩雑な手続きが必要だった。観光関連会社の役員やフリーランサーなどだった被告らは、特別便に乗るため、合わせて2260億VND(約13億3000万円)の賄賂を渡した。

 同事件に関与した公務員の中で役職が最も高く、収賄罪に問われていた前外務次官のトー・アイン・ズン被告(男)は禁固16年の判決だった。

 収賄額が426億VND(約2億5000万円)に上り、全被告中で最も収賄額が大きかった元保健次官付き書記官のファム・チュン・キエン被告(男)には終身刑の判決が下された。同被告は検察から死刑を求刑されていたが、判決前に家族が収賄額の全額を国に納付したことを考慮し、裁判所は同被告を終身刑とした。

 収賄額2位の元公安省出入国管理局幹部ブー・アイン・トゥアン被告(男)、収賄額3位の元領事局長グエン・ティ・フオン・ラン被告(女)も、それぞれ終身刑の判決を受けた。このほか、詐欺・資産横領罪に問われていた公安省の元上級捜査官ホアン・バン・フン被告(男)も終身刑の判決を言い渡された。

 なお、この他の被告には執行猶予付き禁固1年3か月~禁固18年の判決が下された。このうち、収賄罪に問われていたブー・ホン・ナム前駐日ベトナム特命全権大使(男)は禁固2年6か月の判決だった。

[Tien Phong 05:50 28/07/2023 / VnExpress 13:34 28/07/2023 U].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
マステライズ、米マリオットと提携 高級ホテル・レジデンス管理で (14:06)

 急成長中の地場系新興不動産会社であるマステライズ・グループ(Masterise Group)は、米マリオット・インターナショナル(Marriott International)との間で、複数の高級ホテル・レジデンス案件の管理運営に関する...

ベトナムのフィンテック「Ekko」、420万USD調達 (14:03)

 ベトナムでフィンテック事業を展開するエッコ(Ekko)は、シードラウンドで420万USD(約6億5000万円)を調達した。東南アジアでスタートアップ向け投資が冷え込む中での資金調達となった。  今回は株式投資と融...

ホーチミン:東洋医学・東洋薬応用研究センターを着工 (13:52)

 ホーチミン市当局は3日、ホーチミン市民族医薬学研究所(Traditional Medicine Institute)傘下の「東洋医学・東洋薬応用研究センター」建設案件を着工した。  同センターは、フーニュアン街区(旧フーニュア...

ホイアンの土産物、竹根彫刻の「生みの親」を訪ねて (1日)

 南中部地方ダナン市(旧クアンナム省)のホイアン旧市街のバクダン(Bach Dang)通りにある小さな店の前で、多くの観光客が足を止める。人々は、職人のフイン・フオン・ドーさんの巧みな手によって、無機質な竹の根...

ハノイ:「ベトナム宇宙博物館」見学受け入れ開始、まず団体客から (13:43)

 ベトナム科学技術研究所傘下のベトナム宇宙センター(VNSC)は、ハノイ市ホアラックハイテクパークにある「ベトナム宇宙博物館(Bao tang Vu tru Viet Nam)」が、見学・体験・学習を目的とした団体客の受け入れを...

フォーブス世界長者番付、ビンG会長の妻と義妹がランク入り (6:33)

 米経済誌フォーブス(Forbes)が2日に更新したリアルタイム世界長者番付によると、ベトナムで新たに3人が資産10億USD(約1550億円)超となり、ベトナムの億万長者は計8人に増えた。  新たに名を連ねたのは、不...

戸籍法改正案、居住地以外でも出生・結婚手続きが可能に (6:15)

 司法省は、戸籍法改正案について意見聴取を開始した。改正案では、◇出生、◇結婚、◇後見、◇親子関係の認知、◇死亡の5つの主要な戸籍事由について、同一の省・市内であれば居住地に限定せず、任意の街区・村・特...

ビッグマック指数、ベトナムドンは52.7%過小評価 26年1月 (5:55)

 英国の経済専門誌「エコノミスト(The Economist)」が発表した2026年1月時点の「ビッグマック指数(The Big Mac index)」によると、VNDはUSDに対して52.7%過小評価されている。円はUSDに対して50.5%過小評価さ...

ハノイ:新国家主席府が完成、「旧北部政府庁舎」を改築 (5:17)

 ハノイ市ホアンキエム街区レタック(Le Thach)通り2番地で、新しい国家主席府の落成式が開催され、トー・ラム書記長やルオン・クオン国家主席ら国の要人が多数出席した。新国家主席府は「旧北部政府庁舎」を改築...

グーグルマップ、ベトナムの行政区再編に対応 住所表示を順次変更 (4:00)

 グーグル(Google)の地図サービス「グーグルマップ(Google Maps)」は、2025年7月からベトナムで導入された新たな行政区分に対応すべく、住所の認識・分類方法を大幅に更新する予定だ。この情報は、Googleの製品...

日立財団アジアイノベーションアワード、ベトナム人5人が受賞 (3:42)

 公益財団法人日立財団が主催する「2025年度(第6回)日立財団アジアイノベーションアワード」で、ベトナム人5人が受賞した。  「日立財団アジアイノベーションアワード」は、ASEANの社会課題解決と持続可能な...

ハノイ:旧暦大晦日に市内34か所で打ち上げ花火 (2:38)

 ハノイ市観光局によると、同市では2026年の旧正月(テト)を祝うべく、様々な観光イベントの実施を計画している。旧暦大晦日の2月16日(月)には、市内34か所での打ち上げ花火も実施される。  ホアンキエム湖と...

ベトナムの25年バイク販売は東南アジア2位、電動化が市場再編 (3日)

 バイク市場調査会社のモーターサイクルズデータ(Motorcycles Data)によると、2025年のベトナムバイク市場は力強く成長し、販売台数は前年比+14.9%増の約340万台へと増加して、インドネシアに次ぐ、東南アジア...

ホンダ、ベトナムでハイブリッド車生産 日系メーカー初 (3日)

 ホンダベトナム(HVN)は2日、北部地方フート省にある工場で「CR-V e:HEV」を出荷し、ベトナムで初めてハイブリッド車(HEV)を生産する日系自動車メーカーとなった。  国内組立モデルの「CR-V e:HEV」は、輸入...

ハノイ:メトロ2A号線と3号線の主要駅にAED設置 (3日)

 NQメディカル(NQ Medical)は1月29日、ハノイ市の都市鉄道(メトロ)を運営するハノイ・メトロ(Hanoi Metro)に自動体外式除細動器(AED)2台を引き渡した。  2台は、メトロ2A号線(カットリン~ハドン区間)のカッ...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved