ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

「子供に空き缶持たせて」時代錯誤の要求に保護者憤り

2024/02/28 05:38 JST配信
(C) danviet
(C) danviet 写真の拡大.
  • 学校が募金用に空き缶を集めるよう要求
  • 保護者はこの要求に憤り、無駄だと指摘
  • 空き缶がない家もあるとの意見も

テト(旧正月)明け早々、ハノイ市の多くの学校の保護者は、募金のために子供にビールやジュースの空き缶を持たせるように、という学校の通知を受け取った。

 この通知に保護者達は家中の空き缶をかき集め、SNSに空き缶を分けてといった投稿をすることとなった。

 「どこの誰の発案かわかりませんが、保護者は慌てて空き缶集めをし、ひとつ4000VND(約24円)で廃品回収業者から買って、子供に持たせた親もいるようです。先生は教えること、子供は学ぶこと、保護者は働くことに集中するべきで、こんな無駄なアイデアは捨てるべき」とある保護者は言う。

 保護者達は、生徒にビールやジュースの空き缶を集めさせるような運動は、現代にはふさわしくないと指摘する。夜に突如「明朝、子供に空き缶を持たせて」という連絡が先生から来たことに憤る保護者も多い。

 「空き缶はどこの家にでもあるものではありません。我が家はそもそもビールを飲まないし、子供もジュースを飲みません。来客があれば出す程度で、テト中を通しても数本、その日のうちに回収業者に持って行ってもらいます。学校からは、1人あたり10~20本分の空き缶をと言われました。25年以上前の私の学生時代でさえ時代遅れの活動だと思っていましたが、今だに続いているなんて。子供が3~4人いる家庭は、大きな袋に空き缶を詰めて持って行くのでしょうか」とある保護者は憤る。

 生徒は学校に勉強に行っているのであって、金銭の対象ではないにもかかわらず、こういった空き缶や古紙集めに爪楊枝の購入、困難な環境の友達を助けるためといった理由で、様々な寄付をさせられることに不満を訴える人もいる。

 この空き缶集めは、各学校に送付された公文書に基づく運動のようだが、ドンダー区フオンマイ中学校の校長は、同校では、公文書で指示があったとしても生徒に空き缶集めはさせない、空き缶は鋭利な部分もあるため子供がケガをする可能性もある、とした上で、「国はビールやジュースを控える方針を打ち出しているはずなのに、生徒に空き缶を持たせるよう要求するのは不合理」と話した。

[Dan Viet 13:00 23/02/2024, F].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
ベトナム人女性が歴史的快挙、世界7大陸の最高峰を初制覇 (13:41)

 ベトナム人女性のグエン・ティ・タイン・ニャー(別称:Céline Nha Nguyen、39歳)さんが13日、北米大陸の最高峰であるデナリ(旧称マッキンリー、標高6190m)の登頂に成功し、世界7大陸最高峰を全て制覇した...

ホーチミン:ホンバン国際大学病院が開業、350病床規模 (13:36)

 ホーチミン市のホンバン国際大学(HIU)傘下にあるホンバン国際大学病院(HIU Hospital、旧バンフック病院)は、保健省から医療・治療活動のライセンス(決定第372号/BYT-GPHN)を取得した。これにより、同大学は「学...

ハノイ、新設駐車場で充電ステーション30%設置を義務化 (13:03)

 ハノイ市人民評議会は15日の専門会議で、市内の道路および都市鉄道(メトロ)インフラの投資開発や管理政策に関する決議を採択した。この決議により、市内に設置する新たな駐車場において、公共のクリーンエネル...

生死の境を越え…ハワイアンギターで人々の魂を救う85歳の老婦人 (14日)

 ハノイ市ドンダー街区イエンラン通りにあるカフェ「モーフォー(Mo Pho)」のドアを開けると、店内は静まり返っている。人々の視線は、教師でありアーティストでもあるブイ・バック・リエンさん(女性・85歳)の、...

ハノイ:低排出ゾーン段階的導入へ、環状1号線内でバス運賃無料も (6:22)

 ハノイ市人民評議会は15日、環状1号線内の低排出ゾーン(LEZ)導入案、およびクリーンエネルギー車への移行支援に関する決議を可決した。これにより、2026年7月1日から1年間、環状1号線内を出発するバスの運賃が...

ハイランズ・コーヒー、ホーチミン旗艦店に抹茶バーをオープン (6:02)

 地場系大手コーヒーチェーン「ハイランズ・コーヒー(Highlands Coffee)」はこのほど、ホーチミン市中心部のサイゴン中央郵便局にあるフラッグシップ店に「抹茶バー」を開設した。同店では、日本産の茶葉を使用...

トヨタ「カローラ・アルティス」、ベトナムで販売終了 (5:22)

 トヨタ・ベトナム(TMV)は、Cセグメントのセダン「カローラ・アルティス(Corolla Altis)」のベトナム市場での販売を停止した。スポーツ用多目的車(SUV)など車高の高いモデルの人気が高まる中、販売不振が続いて...

ホア・ミンジーのヒット曲「Bac Bling」、日本の音楽賞で特別賞 (5:04)

 日本最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」の授賞式が13日に開催され、ベトナムの女性歌手ホア・ミンジー(Hoa Minzy)の楽曲「Bac Bling(バックブリン)」が「Vietnamese Popular Music特別賞」を受賞...

ベトナム警察、W杯便乗のサッカー賭博に係る注意喚起 (4:53)

 FIFAワールドカップ2026北中米大会が6月11日に開幕した。これに伴い、ベトナム警察はインターネットやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じたサッカー賭博犯罪への注意を呼びかけている。  ...

コンカー、FPTジャパンと協業開始 経費管理導入を支援 (4:02)

 出張・経費管理クラウドを提供する株式会社コンカー(東京都千代田区)は、ベトナムのIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)傘下のFPTソフトウェア(FPT Software)の日本法人であ

光洋、ドンナイの精密ばね製造・販売拠点が本格稼働 (3:46)

 精密ばねメーカーの株式会社光洋(大阪府東大阪市)が東南部地方ドンナイ市に設立した製造・販売拠点「光洋スプリング・ベトナム(KOYO SPRING VIETNAM)」が本格稼働を開始する。  同社は2025年8月に、アジア...

Green Carbon、アンザン省当局とカーボンクレジット創出で覚書 (2:48)

 日本国内最大規模のネイチャーベースのカーボンクレジット創出・販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(東京都千代田区)は、南部メコンデルタ地方アンザン省農業環境局と、間断灌漑(AWD)技術の導入による温室...

飲食店での音楽著作権料を明確化、7月から新基礎賃金を適用 (16日)

 7月1日より、ベトナム国内のカフェやレストランなどで音楽を流す場合、規定に基づく著作権料の支払いが求められる。これは新たな規定ではなく、事業活動における音楽使用に伴う著作権料の計算方法を政府が明確...

豊田通商とJALなど日越港4社、バンドン空港で航空機MRO事業展開 (16日)

 香港の航空機整備会社である香港エアクラフト・エンジニアリング(Hong Kong Aircraft Engineering=HAECO)、観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)、豊田通商株...

米国越僑らによる児童人身売買事件、18日に公判へ (16日)

 ホーチミン市人民裁判所は18日、米国越僑のチャン・ニュアン・ザー被告(52歳)と他7人を、16歳未満の未成年者の人身売買罪などで公判に付す予定。被告らはソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の養子縁...

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved