ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

韓国に不法滞在のベトナム人労働者3200人のデポジットを処理へ

2024/05/09 13:20 JST配信
(C) thanhnien
(C) thanhnien 写真の拡大.
  • 不法滞在のベトナム人労働者3191人リスト
  • 手続きしなければデポジット1億VNDを処理
  • 韓国、不法滞在のベトナム人労働者最多

労働傷病兵社会省傘下の海外労働者センター(Colab)は8日、韓国政府の雇用許可(EPS)プログラムによって韓国に派遣された後、不法滞在者となったベトナム人労働者3191人のリストを公表し、所定の手続きを実施しなければ、個々が支払ったデポジットの1億VND(約61万円)を処理すると発表した。

 このリストに含まれている労働者の出身地で最も多いのは、◇北中部地方タインホア省、◇同ゲアン省、◇同ハティン省、◇同クアンビン省、◇東北部地方バクザン省、◇北部紅河デルタ地方ハイズオン省、◇同ナムディン省

 同センターはリスト内の労働者本人、またはその代理人に対し、韓国への派遣前に戸籍を登録していた省・市の労働傷病兵社会局に連絡し、韓国での契約履行に関する情報を提供するよう求めている。

 労働者がデポジットの処理に関する通知の内容に反対する場合、労働傷病兵社会局に公証済みのパスポートのコピーや、帰国計画確認書類、雇用主と締結した労働契約書、韓国の外国人身分証明書のコピーを提出する必要がある。同センターは労働傷病兵社会局を通じて書類を受理し、韓国当局と協力して審査を行う。

 通知の発表から40営業日以内に労働者から連絡がなかった場合、同センターは書面でベトナム社会政策銀行(VBSP)に通知し、デポジットを処理する。

 韓国は、不法滞在のベトナム人労働者が最も多い派遣市場となっている。2023年11月時点で、契約満了の期日までに帰国せずに不法滞在者となったベトナム人労働者の数は1万2245人に上り、同国に派遣されて働いているベトナム人労働者全体の26%を占めた。

[Thanh Nien 09:52 08/05/2024, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
小型EVタクシー「レッツゴー」、開業1年で500万人輸送 (17:27)

 小型電気自動車(EV)タクシーに特化した「レッツゴー・タクシー(Let’s Go Taxi)」は、2024年5月にサービスを開始してから1年間で約500万人を輸送し、走行距離は1500万kmに達した。  レッツゴー・タク...

テトラパック、ホーチミンで食品用紙容器工場の第2期を落成 (16:58)

 食品用紙容器の開発・製造を手掛けるスウェーデンのテトラパック(Tetra Pak)は3日、ホーチミン市ビンタン街区(phuong Vinh Tan)の第2ベトナム・シンガポールA工業団地(VSIP2-A)工業団地にある食品用・飲料用紙...

サングループ、ホーチミンで社会・都市交通インフラ整備を提案 (16:40)

 観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)はこのほど、ホーチミン市人民委員会に対して、社会インフラおよび都市交通インフラに関する複数の大型プロジェクトの投資を提案した。これらの案件は官民パー...

8人兄弟の学者一族「グエン・ラン家」、故クオン氏を偲ぶ【後編】 (6/29)

 ベトナムを代表する考古学者・人類学者で、音楽家としても知られるグエン・ラン・クオン(Nguyen Lan Cuong)氏が2025年5月6日、ハノイ市のベトナム国家大学ハノイ校(ハノイ国家大学)医科薬科大学附属病院で死去...

クアンニン省:年末まで毎週末に打ち上げ花火を実施 (14:33)

 東北部地方クアンニン省人民委員会は、同省文化スポーツ観光局の提案を受け、2025年7月4日から2026年1月1日までの毎週末(金・土)に、打ち上げ花火を実施することを決定した。地元住民や観光客向けのイベントと...

FPT、AIエージェント教育プログラムを導入 インド企業と提携 (6:18)

 ベトナムを代表するIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は1日、インドの情報技術(IT)教育組織ジェットキング(Jetking)との間で、人工知能(AI)エージェント教育プログラムの

AI関連の地場スタートアップ「AI Hay」、1000万USD調達 (6:02)

 人工知能(AI)を活用した検索プラットフォームを開発する地場スタートアップのAIハイ(AI Hay)はこのほど、東南アジアを中心にテクノロジー分野のスタートアップ企業に投資するアルゴー・キャピタル(Argor Capita...

6月のベトジョー記事アクセス数ランキング (5:53)

 VIETJOベトナムニュースが6月に配信した記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:個人事業主への電子請求書義務化、店舗が敬遠で現金決済に逆戻り

6月のベトジョー記事10選:省・市再編の決議採択、国会閉幕など (5:30)

 6月は、第15期(2021年~2026年任期)国会第9回会議が閉幕しました。今国会では、34本の法律を可決し、14本の決議を採択しました。  国会では、全国63省・市の行政区を大幅に削減して34省・市とする行政区再...

クアンガイ省:ズンクアット経済区で新都市区開発、投資方針承認 (4:55)

 チャン・ホン・ハー副首相はこのほど、南中部地方クアンガイ省ズンクアット経済区内でのズンクアット東南新都市区北側・南側の2件の開発案件の投資方針を承認する決定に署名した。  ズンクアット東南新都市...

ベトナム航空、ダナン~大阪線を約5年ぶり運航再開 (4:39)

 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は3日、2020年以来約5年ぶりにダナン~大阪線(VN336/VN337)の運航を再開した。同路線は週4便の運航となる。  ベトナム航空は同

スペースシフト、地場ベガコスモスと衛星データビジネス推進で提携 (3:21)

 衛星データ解析システム開発や衛星データ解析業務などを手掛ける株式会社スペースシフト(東京都千代田区)は、地場テクノロジー企業のベガスター・テクノロジー(VegaStar Technology、ハノイ市)グループで地理空...

TCJグローバル、地場日本語教育機関と提携 法人向け人材紹介を.. (2:37)

 外国人留学生向け進学・就職日本語コースの運営などを手掛ける株式会社TCJグローバル(旧:東京中央日本語学院、東京都新宿区)は6月16日、ベトナム国内で日本語教育と留学・就労者紹介事業を行うニャットファッ...

ラム書記長とトランプ米大統領が電話会談、貿易協定の枠組み合意 (3日)

 トー・ラム書記長はベトナム時間2日夜、ドナルド・トランプ米大統領と電話会談を行い、両国関係と両国間の相互関税について話し合った。  両首脳は電話会談で、両国関係が良好かつ急速に発展していることに...

ベトナム初のグリーンB2B電子商取引所「EcoHub」誕生 (3日)

 アロビッド・テクノロジー(Arobid Technology)は1日、ベトナム初となるグリーンB2B(企業間取引)電子商取引(eコマース=EC)プラットフォーム「エコハブ(EcoHub)」を発表した。  エコハブは単なるオンライン...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved