ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

フエ:歩道の一部を自転車専用レーンに、ベトナム初

2024/07/17 14:11 JST配信
(C) tuoitre
(C) tuoitre
  • 自転車専用レーン、フエ市で約8km整備
  • トーフウ通りなど市内の主要道路に
  • 自転車の歩道乗り入れは危険との意見も

北中部地方トゥアティエン・フエ省フエ市は、トーフウ(To Huu)通りやボーグエンザップ(Vo Nguyen Giap)通りなどで、歩道上に自転車専用レーンを描く作業を完了しつつある。

 フエ市は、2016年に承認された第2級都市開発プログラム(グリーンシティ)に取り組んでいるところで、約1700億VND(約11億円)をかけて、交通インフラ整備、洪水抑制、環境衛生、生産・経営活動、都市の美観向上などを進めている。

 自転車専用レーンは、フエ市スアンフー街区の省の行政機能を集めるエリアなど市内の主要な道路に整えられ、歩道の内側に、幅1mで緑に黄の縁取りで描かれる。総延長は約8km。歩道の一部に自転車専用レーンを設けた都市は、フエ市がベトナムで初めて。

 自転車愛好家などの間では、交通量が多い道路の歩道に自転車専用レーンが設けられることを歓迎する声もあるが、歩道に自転車専用レーンを設けることは不適当という意見もある。

 フエ市に住むHさんは、歩道は歩行者専用であるべきで、特にベトナムでは歩道がオートバイの駐輪場として使われることが多いため、自転車が歩道に乗り入れることは歩行者にとって危険を伴うとコメント。「トーフウ通りやボーグエンザップ通りにはもともと自転車を含む軽車両専用レーンがある。しかしこれらのレーンには自動車が駐車されて狭くなっている。本来ならこのレーンを解放し、自転車が通れるような解決策を考えるべきではないか」とHさんは話した。

[Tuoi Tre 09:06 15/07/2024, F].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ホンダ子会社、タイニン省での国際サーキット建設を提案 (2:11)

 南部地方タイニン省の代表団が日本を訪問し、ホンダ傘下のホンダモビリティランド株式会社(Honda Mobilityland、三重県鈴鹿市)と会議を行った。同社はこの席で、タイニン省での国際サーキット建設を提案した。 ...

ホーチミン:メトロ1号線沿いの不動産価格、3倍に上昇 (25日)

 不動産仲介大手CBリチャードエリス(CBRE)ベトナムの調査結果によると、ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)沿いの不動産価格は、1号線の開通で急騰し、大半の不動産プロジェクト...

ベトナムと南ア、協力関係を戦略的パートナーシップに格上げ (25日)

 ファム・ミン・チン首相は訪問先の南アフリカで21日、同国のシリル・ラマポーザ大統領と会見した。両首脳はこの席で、両国関係を戦略的パートナーシップへ格上げすることで一致した。  両国は、経済・貿易...

ホーチミンの市場とともに生きる:バンコー市場 (23日)

 ホーチミン市のめまぐるしく変わりゆく街並みの中で、バンコー市場(cho Ban Co)は、記憶の断片のようにひっそりと存在している。商人たちは日々、市場で商売を続けている。まるで、1束の野菜が、1kgの玉ネギが...

サンドイッチ専門チェーン「バインミーオイ」、公式SNSで閉店発表 (25日)

 地場サンドイッチ専門店チェーン「バインミーオイ(Banh My Oi)」が20日、公式ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で、「すべての旅路には終わりがある」と投稿し、閉店の意向を明らかにした。突然の閉...

タイのコーヒーチェーン最大手「アマゾン」、ベトナムから正式撤退 (25日)

 タイのコーヒーチェーン最大手「カフェ・アマゾン(Cafe Amazon)」が、約5年の事業展開を経てベトナム市場から正式に撤退した。ホーチミン市内の店舗はすでに閉店され、公式SNSでも事業終了が案内されている。 ...

グラブ、13〜17歳向けサービスをベトナムで試験導入 (25日)

 シンガポール系グラブ(Grab)の現地法人グラブベトナム(Grab Vietnam)は20日、「ファミリーアカウント」を対象に13〜17歳のティーン利用者向けサービスを試験的に導入すると発表した。ベトナムはタイ、マ...

韓国現代HT、フート省に海外初の工場を設立 26年稼働開始 (25日)

 スマートホーム向けネットワーク機器などを提供する現代HT(Hyundai HT)は、北部地方フート省(旧ビンフック省)にあるビンスエン工業団地に、生産拠点の現代HTグローバル(Hyundai HT Global)を設立する。同社が海...

チン首相、仏・独・エジプトの首脳らと会見 関係強化で合意 (25日)

 11月22日から23日にかけて南アフリカのヨハネスブルグでG20サミット(20か国・地域首脳会議)が開催された。同会議に招待され、同国を訪問したファム・ミン・チン首相は滞在中、フランス、ドイツ、エジプトの首脳...

ベトナムの豪雨・洪水被害、各国が緊急支援を表明 (25日)

 中部を中心に深刻な豪雨・洪水被害が発生しているベトナムを援助すべく、複数の国と国際機関が支援を発表した。  韓国は緊急人道支援として100万USD(約1億5700万円)を拠出すると発表した。今回の支援は、避...

ビンファスト、小型EV「VF 3」を値上げ 装備もアップグレード (25日)

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)は、小型電気自動車(EV)「VF 3」の販売価格を2億9900万VND(約178万円)から3億0200万VND(

7~9月の国内スマホ市場、サムスンが首位維持 アップルが3位転落 (25日)

 英国の市場調査会社オムディア(Omdia)が先般発表した2025年7~9月のベトナム国内のスマートフォン市場に関する統計によると、韓国サムスン(Samsung)がシェア29%で首位を維持した。  一方、中国シャオミ(Xi...

ホーチミン:通貨の歴史をたどる展覧会、26年4月末まで開催中 (25日)

 ベトナム国家銀行(中央銀行)第2地区支店(8 Vo Van Kiet, phuong Sai Gon, TP. Ho ChiMinh)は、1875年以降のベトナム通貨の歴史をたどる展覧会を開催している。展覧会は11月22日から2026年4月末までの毎週末に、...

エアプサン、釜山~ハノイ線を年末に運航再開 コロナ禍で運航停止 (25日)

 韓国の格安航空会社(LCC)エアプサン(Air Busan)は、釜山~ハノイ線を約6年ぶりに運航再開すると発表した。2025年12月31日から2026年3月1日まで、週4便(水・木・土・日)の不定期便として運航する。  機材は...

アテックと地場VTI、戦略的パートナーシップ締結 自動車産業革新 (25日)

 制御ソフトウェア開発・機械設計・電子設計・電気設計・通信およびネットワーク構築などを手掛ける株式会社アテック(愛知県名古屋市)と、ITサービスを中心に事業を展開する地場VTIグループ(ハノイ市)は10月24日...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved