ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

リゾートでの日本人少年溺死事故、捜査再開が決定

2025/02/04 03:42 ICT配信
イメージ写真
イメージ写真
  • 日本国籍の少年(当時10歳)の溺死事故
  • ビントゥアン省警察、捜査の再開を決定
  • 鑑定の結論で複数の違反確認

ホーチミン市7区在住の日本国籍の少年(当時10歳)が、2022年4月上旬に南中部沿岸地方ビントゥアン省ファンティエット市にあるリゾート「センタラ・ミラージュ・リゾート・ムイネー(Centara Mirage Resort Mui Ne)」のプールで溺死した事故について、ビントゥアン省警察は、建設省建設品質国家鑑定局傘下の建設管理・検査技術開発センターによる鑑定の結論を踏まえ、捜査の再開を決定した。

 ビントゥアン省警察が受け取った、同センターによるプールの鑑定の結論によると、◇ジェットマッサージプールシステムの設計・施行・検収基準が承認されていないこと、◇建設法の規定に従って技術設計の評価を実施していないこと、◇海外の基準を適用した技術設計ではあるが、吸引口の水流速度の計算・確認作業や、吸引口の詳細設計・技術的要件の具体化などを実施しなかったこと、◇吸引口のカバーの検査・検収が行われなかったこと、などの違反があった。

 同事故については、ファンティエット市警察が2022年5月に「業務上過失致死」の疑いで刑事事件として立件。その後、同年7月に「プールの状態と作動原理は適切だった」との鑑定結論を発表した。この時の鑑定の結論では、プールの設計書と実際の施工は合致しており、プールに設置された設備、プール内の設備設置にかかる技術やプールの活動状態は、いずれも設計通りとしていた。

 また、プールの水を浄化するための吸引・ろ過・排出システムの作動原理も設計に合致し、プールの活動原理上、水泳中または吸引口の位置に立つ身長1.4m、体重39kgの人間を死に至らしめる吸引は不可能と結論付けていた。

 捜査の再開に伴い、ファンティエット市警察はビントゥアン省警察に書類を送致し、ビントゥアン省警察が同事件の捜査を受理することになった。

【関連記事】

・ リゾートでの日本人少年溺死事故、建設規定違反容疑で男を立件 (2026/09/22)
・ リゾートでの日本人少年溺死事故、鑑定結論が一転「致死の吸引力あり」 (2024/05/06)
・ リゾートでの日本人少年溺死事故、母親が捜査停止の決定に抗議 (2023/04/14)
・ リゾートプールでの日本人少年溺死、警察や弁護士立会いのもと事故の再現実験 (2022/08/02)
・ 「設備には死亡に至る吸引力なし」リゾートプールでの日本人少年溺死で警察鑑定結論 (2022/07/19)
・ ファンティエット:リゾートプールでの日本人少年溺死、業務上過失致死の疑いで立件 (2022/06/16)
・ ファンティエット:リゾートで日本人少年が溺死、プール設備に問題か (2022/05/06)

[Dan Tri 07:52 22/01/2025, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
ベトナムの越境QR決済、日本・インド・マレーシアでも展開へ (2:38)

 ベトナムの越境QRコード決済システム「VietQRGlobal」が日本、インド、マレーシアの3か国へ拡大する見通しとなった。ベトナム国家銀行(中央銀行)傘下のベトナム国家決済社(NAPAS)のグエン・ダン・フン副社長が...

神奈川県、ベトナムに海外事務所を開設 地方自治体初の試み (2:17)

 神奈川県と公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)は11月1日、ハノイ市に「ハノイ・神奈川経済貿易事務所」を開設する。  日本の地方自治体が主導してベトナムに海外事務所を設置するのは初めてとなる。 ...

UMI、ハノイ市科学技術局などと新素材やGX分野で協力覚書 (1:04)

 素材・化学分野に特化した投資活動を行うユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社(UMI、東京都中央区)は、ハノイ市のインフラ整備と経済社会発展に向け、新素材やグリーントランスフォーメーション...

21年で義肢1600本を無償製作、障がい者の自立支える元傷病兵の医師 (27日)

 医師のレ・タイン・ドーさん(男性・81歳)は、過去21年間にわたり、集合住宅にある自宅を工房に改装し、1600本以上の義手や義足を製作して傷病兵や障がい者に無償で提供し、社会復帰を支援してきた。  ある...

河合塾グループ、ベトナムのVCファンドに投資実行 (0:50)

 河合塾グループの持株会社である株式会社KJホールディングス(東京都新宿区)は、ベトナムを中心とした東南アジアのスタートアップ企業に投資するベンチャーキャピタルのドゥー・ベンチャーズ(Do Ventures)が運営...

米USTDA、ホーチミンの集中型デジタル技術団地のFS調査を支援 (28日)

 米国貿易開発庁(USTDA)は、ホーチミン市における総面積300haの集中型デジタルテクノロジー団地「スタビアン・デジタルパーク(Stavian Digital Park)」の事業化調査(FS)に対する資金援助協定を締結した。  ...

ベトナムと北朝鮮の国防次官がハノイで会談、実質的協力を推進へ (28日)

 ハノイ市で24日午後、グエン・チュオン・タン国防次官(上将)と北朝鮮のリョ・チョルウン国防次官(上将)が国防次官級会談を行い、両国間の国防協力関係や共に関心を持つ国際・地域情勢について意見を交わした。 ...

ベカメックス東急、ビンズオン新都市で高級分譲マンション竣工 (28日)

 東急株式会社(東京都渋谷区)とホーチミン市人民委員会傘下の工業団地開発大手ベカメックスグループ[BCM](Becamex Group)の合弁会社であるベカメックス東急(BECAMEX TOKYU)は、ホー

ハノイ工科大学に「越日スペース」開設、関彰商事が支援 (28日)

 ハノイ市のハノイ工科大学(HUST)で18日、「越日スペース(Vietnam-Japan Space)」の開設・竣工式典が開催された。  同施設は、日本語や日本文化の学習支援、キャリア支援、先端技術分野における共同研究の推...

NTT e-MOIなど日越4社、ベトナムのデジタル農業分野で協力覚書 (28日)

 ローコードソフトウェア開発を強みとするNTT e-MOI(ハノイ市)、携帯通信大手ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)傘下のVNPT情報技術(VNPT-IT、ハノイ市)、ニイヌマ株...

グリーンSM、オランダでEV試行運行を開始 欧州2か国目 (28日)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクの車両リース・タクシー会社で、配車サービス「グリーン

第16期国会第2回会議、10月17日開幕 43件の法案・決議案を審議へ (28日)

 国会常務委員会は、第16期(2026~2031年任期)国会の第2回会議を10月17日に開会すると発表した。会期は11月20日までで、ハノイ市の国会議事堂で2期(第1期:10月17日~11月13日、第2期:11月19日・20日)に分けて...

ホーチミンの工業団地内投資、1~9月期で通年計画を31.2%上回る (28日)

 ホーチミン市輸出加工区・工業団地管理委員会(HEPZA)はこのほど、2026年1~9月期に市内の工業団地・輸出加工区が誘致した投資総額が、前年同期比+29.1%増の57億USD(約9000億円)に達したと発表した。これは、通...

ベトナムワクチン、手足口病ワクチン接種開始 東南アジアで初 (28日)

 ワクチン事業を手掛ける地場ベトナムワクチン(VNVC)とスイスのバイオ製薬会社であるサブスティファーム・バイオロジクス(Substipharm Biologics)は25日、乳幼児に手足口病を引き起こすエンテロウイルス71(EV71)...

ビンファスト、初のEVピックアップ「VFワイルド」予約開始 (28日)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)は25日、同社が初めて手掛ける航続距離延長型電気自動車

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved