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- 若い女性が「的」、全身にトマト浴びる
 - 旧暦1月6日だけ開かれる「チュオン市場」
 - 黎朝時代に遡る市場の歴史の伝説
 
北中部地方タインホア省では、年に一度、幸運を願って人々がトマトを投げ合う市場が立つ。多くの若い女性が「的」となり、全身にトマトを浴びる。
 旧暦1月6日にあたる3日、タインホア省タインホア市(旧ドンソン郡)ドンホアン村(xa Dong Hoang)で年に一度だけ開かれる特別な市場「チュオン市場(cho Chuong)」に、寒さと小雨にもかかわらず早朝から多くの地元住民や観光客が集まった。
 地元の人々によると、この市場の歴史は黎(レ)朝(1428~1527年、1532~1789年)時代にまで遡る。
 伝説によれば、昔、とある将軍が旧暦1月6日に敵に追われ、ドンホアン村のホアン川のほとりまで逃げてきた。敵に見つからないようにするため、将軍は兵士と村人に市場を開かせた。
 敵軍はこれを単なる田舎の市場だと思い、警戒を怠った。その隙を突き、将軍の号令で村人たちが奇襲を仕掛け、敵を打ち破った。この功績を讃えて、毎年旧暦1月6日になると、人々はホアン川の中州で市場を開くようになったという。
 人々は縁起を担ぐために市場で買い物をし、バインドゥック(banh duc=ベトナム風雑煮)やバインクオン(banh cuon=蒸し春巻き)など、素朴な田舎の味を楽しむ。
 特に市場では、幸運を願ってトマトを投げ合うユニークな風習が見られる。地元の人々の間では、「トマトをたくさん浴びた人ほど新年に多くの幸運が訪れる」と信じられており、特に若者たちがトマト投げに積極的に参加し、若い女性が「的」となり、たくさんのトマトを浴びる。
 この市場の特徴は、野菜や果物、地元の特産品に加えて、大量のトマトが売られていることだ。市場を訪れた人は2万VND(約120円)で4袋の「弾」を手に入れ、トマト投げに参加することができる。

                                                
                                                 
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