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- 18日午前1時に南シナ海で発生
- 勢力を強めながら南シナ海を西進
- 23日午前にベトナム北部上陸の見通し
日本の気象庁が発表したデータによると、ベトナム現地時間18日午前1時に南シナ海で台風3号(アジア名:ウィパー、日本では台風6号)が発生した。
同日午前7時50分の時点でフィリピンの東に位置しており、1時間に15kmの速さで北西へ進んでいる。現在の中心気圧は992hPa、中心付近の最大風速は20m/s、最大瞬間風速は30m/sとなっている。
台風3号はこの後、勢力を強めながら西に進み、21日午前には華南、22日午前にはトンキン湾、23日午前にはベトナム北部に到達する見込み。ベトナム国立水文気象予報センター(NCHMF)が発表した進路予想では、ハノイ市を含む北部地方を直撃する可能性がある。
台風3号は来週初めから中頃にかけて、ベトナム北部を横断すると見られ、各地で強風を伴う大雨が発生する見通し。農業環境省は18日午後、関連機関および報道陣を招いて対策会議を開く予定だ。