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- フエ市の降水量1086mm、前例のない大雨
- 多くの地域で土砂崩れや深刻な冠水が発生
- 30日にかけて大雨が続く見込み
26日から27日にかけての24時間に、ベトナム中部では激しい雨が降った。北中部地方フエ市では、降水量が1086mmに達し、過去の記録を超える前例のない大雨となった。
事前の備えがあったため、中部地方の人々は比較的落ち着いて対応できたものの、大雨により水位が急上昇し、多くの地域で土砂崩れや深刻な冠水が発生した。
フエ市では、中心部のフースアン街区やトゥアンホア街区などが冠水した。同市当局によると、27日午後までにボー川の水位が歴史的な洪水時の水位を超えた。こうした中、軍や警察が救助にあたり、2000人以上の市民が安全な場所へ避難した。
南中部地方ダナン市では、27日にブーザー川が増水し、多くの民家が冠水した。同市の山岳地帯では、30か所で土砂崩れ、13か所で冠水が発生し、チャーレン村(xa Tra Leng)の約2700人規模の住宅区が孤立状態になった。世界遺産でもあるホイアン旧市街では、26日から27日にかけて約4万人の観光客が安全な場所に避難した。
国立水文気象予報センターによると、北中部地方ハティン省から南中部地方クアンガイ省にかけての地域では、10月30日にかけて大雨が続く見込みだ。30日夜以降は雨が弱まり、次第に南中部地方から北中部地方へと雨域が移動する見通しとなっている。

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