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科学者らはこのほど、北中部地方クアンチ省のドンチャウ・ケーヌオックチョン自然保護区で、新種のベゴニアが発見されたと発表した。発見されたベゴニアは、中部地方で最も美しい種の一つと評価されている。
新種は、クアンチ省で収集された標本の形態比較や分析を経て2025年に正式に記載され、「ベゴニア・タインクエット(Begonia thanhquyetii)」と名付けられた。地面を這う根茎を持つ草本植物で、波打つようなしわのある暗緑色の卵型の葉と、常緑樹林の下で房状に咲くピンクがかった白い花が特徴となっている。
この新種は、標高146~175mの常緑広葉樹林における小川沿いや谷の斜面といった湿潤な地域に生育し、開花期は毎年4~7月にかけてとなる。これまでのところ、同保護区内のキムガン村(xa Kim Ngan)周辺でのみ確認されており、クアンチ省の固有種とみなされている。
現在、保護区内の約25km2の範囲に数百の成熟した個体が分布している。重大な脅威は確認されていないため、国際自然保護連合(IUCN)の基準では「低懸念(LC)」と暫定的に評価されている。
なお、種名については、クアンチ省の生物多様性の研究や保全に大きく貢献したクアンビン大学のファン・タイン・クエット講師にちなんで命名された。

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