![]() (C) Nguyen Thanh Lam / Wikimedia Commons / CC BY 2.0 |
ハノイ市人民裁判所は24日、元労働傷病兵社会省次官のグエン・バー・ホアン被告(男・59歳)や、内務省傘下海外労働管理局(DOLAB)の元局長トン・ハイ・ナム被告(男・52歳)ら28人に対し判決を下した。ホアン被告は収賄罪で禁固12年、ナム被告は禁固14年の判決を受けた。このうち、ホアン被告とナム被告を含む旧労働傷病兵社会省の元幹部9人が収賄罪で有罪となった。
許認可をめぐる不法な手数料構造
海外労働管理局では、労働者の海外派遣ライセンス審査を遅らせるなどして企業に不法な支払いを強要していた。公式のライセンス手数料は500万VND(約3万円)だったが、交付のために1億~4億VND(約61万~242万円)を支払わせていた。
さらに派遣に関する契約登録の審査にあたり、労働者1人あたり約500USD(約8万円)を支払わせていた。31社から計302億VND(約1億8300万円)の賄賂を受け取り、ホアン被告は163億VND(約1億円)を収受していた。ナム被告は部下に受け取らせた分を含め143億VND(約8700万円)の収賄に関与し、自身の利益は79億VND(約4800万円)だった。
二重帳簿による税収損失と判決
人材派遣会社であるホアンロン(Hoang Long)やソナ(Sona)、インコープ3(Incoop3)の経営陣は2つの会計帳簿を作成し、1兆2410億VND(約75億円)を簿外に置き、2440億VND(約14億8000万円)の税収損失を国にもたらした。
これに伴いホアンロンの会長 兼 社長ギエム・クオック・フン被告に禁固5年、ソナの会長グエン・ドゥック・ナム被告に禁固3年、インコープ3の社長ギエム・バン・ディン被告に禁固2年の判決が下された。
事件は2025年5月にホアンロン社をめぐる会計規定違反事件として立件され、その後捜査が拡大した。収賄容疑が追加され、当時内務次官だったホアン被告らが立件・逮捕された。 また、人材派遣会社が労働者に法定基準を上回るサービス料を負担させ、その一部を旧労働傷病兵社会省幹部や海外労働管理局への賄賂の原資にしていたことも捜査で判明した。
・ 旧労働省元次官を逮捕、送り出し機関の違反事件で (2025/06/13)

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