ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

日本のベトナム料理店王

2006/01/06 05:11 ICT配信

 「日本のベトナム料理店王」と呼ばれるのはフードワークス社の宮本圭一代表取締役社長だ。宮本さんは現、東京とその近隣県で30店舗のベトナム料理店を経営している。今年6月までにさらに20店舗をオープンさせる予定だ。そんな宮本さんもベトナム料理店オープン当初は苦労されたようだ。

 日本でベトナムブームが起こった4年前、ベトナム料理屋は日本に数件ほどしかなく、大手スーパーにもベトナムから輸入された加工食品は売られていたが、それほど量は多くなかった。しかし、旅行中に食べたフォーやブンボーをまた食べたいという人は多く、そんな時代の趨勢を見て、宮本さんは東京の都心にベトナム料理店をオープンさせることを決意した。「ベトナムは食材も店を彩る装飾品も安くて豊富です。このことも私にベトナム料理店をなるべく早くオープンさせようと駆り立てた理由のひとつです。」と、宮本さんは語る。

 しかし当初は、店があまり知られていなかったことや味が本物の「ベトナム料理」の域に達していなかったので、客足はあまり良くなかった。そこで宮本さんは一大決心をしてベトナムに渡り、味にうるさい日本人の舌を満足させるような食材、料理人を探し出した。さらにはアルバイトでベトナム人留学生を雇い、誠心誠意をもって接客に当たらせた。効果は絶大で、順調に店舗を増やし、現在は30店舗まで拡大。ベトナム人従業員も300人を抱え、2005年の売上高は3500万米ドル(約40億6000万円)にまで達した。

 宮本さんはベトナム人に日本独特の料理を紹介しようと鉄板焼きの店「花蝶」(ホーチミン市1区、ゴ・ヴァン・ナム通り)を今年12月にオープンさせた。日本で成功したベトナム料理店展開のコンセプトを活かし、すべてを日本風にしてお客に日本の空間を鑑賞してもらうことに注力した。宮本さんはさらにベトナム食材の加工工場にも投資する予定で、投資規模は200-300万米ドル(約2億3200万-3億4800万円)になる予定だ。ここで加工された食材は日本にある彼のベトナム料理店チェーンに供給することを目的としている。

 宮本さんは、「私はベトナムが大好きです。大好きだからこそ今まで成功することができました。これからの食材加工への投資も日本の市場のものよりもベトナムの農産物、海産物は数十倍も安いのできっと成功することでしょう。」と抱負を語った。

[2006年1月3日 Tuoi tre紙].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
首相、行政手続き大幅削減 海外企業に新バリューチェーン構築要請 (12:01)

 ホーチミン市で10月28日に開かれた「2026年秋季経済フォーラム(AEF 2026)」で、レ・ミン・フン首相は、過去6か月間に行政手続きにかかる時間を▲53%、法令遵守にかかるコストを▲55%削減したと明らかにした。削...

ホンダベトナム、新型「SH」発表 ユーロ4対応で排ガス6割減 (11:54)

 ホンダベトナム(HVN)は、高級スクーター「SH160i」および「SH125i」の2027年モデルを発表した。両モデルでは4バルブの「eSP+」エンジンを改良し、ベトナムの排出ガス基準「ユーロ4(Euro 4)」に適合させた。従来...

ハノイ:ホアンキエム湖周辺の再開発を承認 サングループ参画 (11:36)

 ハノイ市人民評議会はこのほど、ホアンキエム湖とその周辺地域の再開発や景観整備などを行うプロジェクトについて、投資方針と事業者の選定を承認する決議を採択した。  投資総額は約22兆2290億VND(約1360...

帰国後の仕事探しに苦戦するベトナム人労働者、再び海外へ (25日)

 ベトナムに帰国してから1年間にわたり職業訓練や求職活動に奔走した末、ラムさん(男性)は2025年末に再び日本へ渡り、医療通訳の分野で働きながら学んでいる。  高校を卒業後、ラムさんは1億6000万VND(約98...

ハノイ:フート省の土地4000ha超と243世帯の編入案に賛成 (4:59)

 ハノイ市人民評議会は28日午後の会合で、北部地方フート省の土地4006.38haと住民1057人(243世帯)をハノイ市に編入する行政区域の境界変更案に賛成する決議を採択した。  編入対象にはバービー国立公園の252...

ベトナム、宇宙探査「アルテミス合意」に参加 78か国目 (4:21)

 ベトナムのブー・ハイ・クアン科学技術相は10月28日、東北部地方クアンニン市で開催された「ベトナム国際デジタル週間2026」の一環として、ベトナムを代表して「アルテミス合意」に署名した。署名式にはジェニ...

映画「ゴジラ-0.0」、越で公開へ 邦画初の「Filmed For IMAX」 (3:30)

 第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞し、世界的に大きな話題を呼んだ映画「ゴジラ-1.0」の山崎貴監督による最新作「ゴジラ-0.0(ゴジラマイナスゼロ、越題:GODZILLA MINUS ZERO)」が、11月6日(金)よりベトナ...

ベトナム、デジタル政策で国際賞を初受賞 5G整備など評価 (3:05)

 東北部地方クアンニン市で28日に開幕した「ベトナム国際デジタル週間2026」で、世界移動通信事業者協会(GSMA)はベトナム政府に対し「2026年GSMA政府リーダーシップ賞(GSMA Government Leadership Award 2026)」...

ホーチミン市不動産、住宅販売は低迷 商業物件は堅調 (2:48)

 英系総合不動産サービス会社のサヴィルズ・ベトナム(Savills Vietnam)が発表した2026年7~9月のホーチミン市不動産市場レポートによると、住宅と商業用不動産で明暗が分かれた。オフィスや小売り向けなどの商業...

バンブー航空、給与遅配の長期化で従業員が救済要請 (2:28)

 地場不動産デベロッパーFLCグループ[FLC](FLC Group)傘下のバンブー航空(Bamboo Airways)の従業員らは10月28日、給与の遅配や社会保険料の滞納が長期化しているとして、関係当局に

ハノイ、35歳未満での第2子出産に2.4万円 少子化対策で新規定 (1:14)

 ハノイ市人民評議会は10月28日の第7回会合で、同市の人口政策・開発施策に関する支出項目や支出基準を定める決議を採択した。同決議により、ハノイ市に居住し35歳未満で第2子を出産した女性に対し、女性1人当た...

JCBとハノイ・メトロ、都市鉄道へのタッチ決済導入で覚書 (0:27)

 株式会社ジェーシービー(東京都港区)および海外業務を手掛ける子会社の株式会社ジェーシービー・インターナショナル(同)は、ハノイ市の都市鉄道(メトロ)を運営するハノイ・メトロ(Hanoi Metro)との間で、同市都...

ザン国防相と小泉防衛大臣が会談、高速揚陸艇の共同開発など協議 (29日)

 フィリピンで開催された第13回拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)にあわせ、ファン・バン・ザン副首相 兼 国防相と小泉進次郎防衛大臣が防衛相会談を行った。  小泉防衛大臣は冒頭、7月のザン国防相の訪日以...

VIFCホーチミン、初の加盟10社発表 27年までに27億USD調達 (29日)

 ホーチミン市ベトナム国際金融センター(VIFCホーチミン=VIFC-HCMC)の執行機関は28日、初の正式メンバーとして認定された持株会社10社を発表した。  10社の登録資本金と出資約束額の合計は3363万USD(約53億...

ビングループ、世界最大級の競技場運営で米レジェンズと提携 (29日)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)は、競技場やイベント施設の管理・運営を手掛ける米大手のレジェンズ・グローバル(Legends Global)との間で、建設

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved