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- ハノイで銅鼓型の巨大スタジアム建設へ
- 北朝鮮の5.1競技場に次ぐ世界2番目の規模
- 地場ビングループが詳細計画を提案
ハノイ市トゥオンティン村人民委員会は現在、地場系コングロマリットのビングループ[VIC](Vingroup)が提案したオリンピックスポーツ都市区エリアBの詳細計画(縮尺500分の1)について意見聴取を行っている。エリアBは13万5000人収容のスタジアムを中心としたスポーツ都市区。
オリンピックスポーツ都市区全体の面積は約1万haとなる見通しで、計画調査地域の面積は1万6100haとなっている。エリアBの面積は、トゥオンティン村、タムフン村、トゥオンフック村にまたがる3118ha余りで、人口は推定18万6760人。
同エリアには、1700ha超の住宅区が整備され、3~4階建てのタウンハウスやヴィラ、最高21階建てのマンションなどが建設される。このほか、アスリートや観光客向けに広場やショッピングモール、ホテル、病院、中級~高級のリゾート施設なども建設する。
同エリアのハイライトは、大規模なスポーツコンプレックスで、特に13万5000人収容の巨大なスタジアムが注目されている。完成予想図によると、このスタジアムはドンソン銅鼓と伝統的なシンボルであるラック鳥をモチーフに設計されており、非常にユニークな外観をしている。
このチョンドン(銅鼓)スタジアムが完成すれば、北朝鮮の綾羅島5月1日競技場(15万人収容)に次ぐ世界で2番目に大きなスタジアムになる見通し。ちなみに、現在国内最大規模のスタジアムは、ハノイ市にある約4万人収容のミーディン国立競技場であるため、銅鼓スタジアムがいかに規格外の大きさなのかが分かる。
なお、ハノイ市近隣の紅河デルタ地方フンイエン省では今年10月、6万人収容のPVFスタジアムが着工したばかり。同スタジアムは国内初の開閉式ドームスタジアムで、ビングループ傘下の住宅開発最大手ビンホームズ[VHM](Vinhomes)が建設を担当している。
エリアBに整備されるスポーツコンプレックスには、銅鼓スタジアムのほかに、グローバルアクアティックアリーナ、ベトナムスポーツタワー、E-Sportsスーパーアリーナといった施設が建設され、完成後はスポーツ国際大会や大規模な文化・芸能イベントの開催が可能となる。
※記事提供:ベトナムフットボールダイジェスト+

・ ハノイ:国際水準のオリンピック都市区を建設へ (2025/11/10)
・ 6万人収容の国内最大スタジアムが着工、国内初の開閉式ドーム採用 (2025/10/21)

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