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- 23年の生活費トップは前年同様ハノイ
- ホーチミンが2位、クアンニン省は3位
- 生活費が最も低いのはベンチェ省
統計総局(GSO)がこのほど発表した「空間別生活費指数(Spatial Cost of Living Index=SCOLI)」2023年版によると、全国63省・市で生活費が最も高いのは前年に続きハノイ市となった。
これは、各省・市の物価をパーセンテージに換算した生活費指数を比較したもので、各地方の傾向や生活費の変動を反映しており、同指数が高いほど生活費も高いことになる。なお、SCOLIは2014年に初めて発表され、今回が10回目。
2023年の生活費指数トップ5は、◇1位:ハノイ市(100%)、◇2位:ホーチミン市(98.44%)、◇3位:東北部地方クアンニン省(97.94%)、◇4位:北部紅河デルタ地方ハイフォン市(96.07%)、◇5位:東南部地方ビンズオン省(94.25%)だった。
一方、生活コストが最も低いのは、南部メコンデルタ地方ベンチェ省(85.93%)。続いて、◇北部紅河デルタ地方ナムディン省(86.35%)、◇北中部地方クアンチ省(86.66%)、◇南部メコンデルタ地方ソクチャン省(87.82%)、◇南中部高原地方ザライ省(87.91%)の順となった。
2023年の生活費が前年に比べて増加した地方は28省・市。一方、生活費が減少したのは32省・市で、生活費が変わらなかったのは3省・市だった。