ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

アンフー食品照射、株価年初から3倍−1-9月期過去最高益

2017/10/27 16:00 JST配信
(C)VNDirect
(C)VNDirect 写真の拡大.

 ホーチミン証券取引所(HSX)に上場するアンフー食品照射[APC](An Phu Irradiation)の株価が好調だ。2017年初めにわずか1万8000VND(約91円)だった株価は、26日の終値が5万8000VND(約293円)と10か月で3.2倍になった。

 APCの1-9月期は、売上高が前年同期比+45%増の1080億VND(約5億5000万円)、税引後利益が同+63%増の470億VND(約2億3700万円)と大幅な増収増益で、過去最高益を達成した16年の通年業績も既に上回った。

 

  売上総利益の向上が業績を後押ししている。2017年1-9月期の売上総利益率は70%で前年の56%からさらに改善した。売上総利益が比較的高い上場企業ビコストーン[VCS](Vicostone)やCMC建設[CVT](CMC)、フーニュアン・ジュエリー[PNJ](Phu Nhuan Jewelry)と比べてもAPCの売上総利益率には目を見張るものがある。

 

    この業績を支えているのは、増加する果物・水産物輸出に伴う食品照射需要の高まりと、食品照射が少数企業による寡占市場となっているためだ。南部地方で活動する主な食品照射企業はAPC、タイソン照射(Thai Son Irradiation)、ソンソン照射(Son Son Irradiation)の3社。中でもAPCは水産物照射で60%、果物照射で70%と支配的な市場シェアを握っている。

[Hoang Anh, Tri Thuc Tre, CafeF, 09:37 (GMT+7) 26/10/2017].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ホーチミン:配達・配車用バイク40万台を電動化へ (17:45)

 ホーチミン市は、大気汚染対策の一環として、市内で稼働する約40万台の配達・ライドシェア用バイクをガソリン車から電動バイクに転換する方針を示した。提案はホーチミン市発展研究所(HIDS)が策定し、近く同市...

ダナン:無資格の偽医師が診療・手術、クリニック摘発で7人起訴 (17:33)

 無資格の偽医師が診療・手術を行い、患者から金銭を騙し取ったとして、南中部地方ダナン市ハイチャウ街区チャンフー(Tran Phu)通り180番地にある「ダナン国際総合クリニック」の関係者7人が詐欺容疑で起訴され...

チン首相、GDP成長率目標+8.3~8.5%は「困難だが達成可能」 (16:51)

 ファム・ミン・チン首相は16日、2025年通年の国内総生産(GDP)成長率+8.3~8.5%と2026年の+10%以上の達成は、非常に大きな多くの試練を伴う困難な目標だが、実現不可能ではないと強調した。同日に開かれた、20...

世界のベトナム人街を訪ねて【ベルリン編・後編】 (13日)

(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は

FPTテレコム、国家資本投資経営総公社から公安省に移管 (14:15)

 FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)傘下のFPTテレコム[FOX](FPT Telecom)は16日付けで、国家資

シンガポール企業、タインホア省で陶磁器工場に2億USD投資へ (13:59)

 北中部地方タインホア省人民委員会は、シンガポールのラレス(Lares)に対し、「ASEANベトナム陶磁器バレープロジェクト」の投資登録証明書を交付した。  同プロジェクトは、ノンコン村(xa Nong Cong)とイエ...

ホーチミン:自発光道路標識を初導入、視認性向上で事故防止 (13:31)

 ホーチミン市はこのほど、交通量の多い交差点や橋などにLEDバックライト付きの「自発光道路標識」を初めて導入した。事故防止と夜間・悪天候時の視認性向上を目的としたもので、6月から市内5か所で試験運用を開...

トランプ米大統領、ベトナムとの貿易協定「ほぼ合意」 (6:53)

 米国のドナルド・トランプ大統領は15日、ベトナムと米国の相互関税に関する貿易協定はほぼ整っており、良好に進展していると明らかにした。  トランプ大統領は記者団の問いに対し「詳細の公表も可能だが、...

6月の訪日ベトナム人5.3万人、6月として過去最高を記録 (6:23)

 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2025年6月の訪日ベトナム人の数は前年同月比+11.5%増の5万2900人で、6月として過去最高を記録した。  1~6月期では、前年同期比+9.8%増の36万4500人となっ...

領有権侵害で炎上の中国「チャジ」、ベトナム1号店オープンへ (5:46)

 中国のティードリンクチェーン「覇王茶姫(CHAGEE=チャジ)」は14日、ホーチミン市タンフン街区グエンドゥックカイン(Nguyen Duc Canh)通り59番地にベトナム1号店をオープンすると発表した。  2017年に中国...

カントー大学を格上げ、「構成大学と学部を傘下に置く大学」に (5:19)

 政府は15日、カントー大学(南部メコンデルタ地方カントー市)を、「構成大学と学部を傘下に置く大学」に格上げする決定を公布した。  今回の格上げにより、カントー大学は学部を再編するなどして傘下に構成...

ホンダベトナム、電動バイクのレンタルを3大都市で開始 (4:56)

 ホンダベトナム(HondaVietnam=HVN)は14日、電動バイク「CUV e:」のレンタルサービスを、ハノイ市、ホーチミン市、南中部地方ダナン市の3都市にある正規代理店(HEAD)19店舗で開始した。  レンタルには、取...

伊藤大使、ホイ内務次官と会談 人材分野での日越協力の発展を確認 (4:01)

 伊藤直樹駐ベトナム日本国特命全権大使は9日、内務省を訪れ、グエン・バン・ホイ内務次官と人材分野の日越協力について意見交換した。  伊藤大使は、人材分野での日越協力の重要性について触れ、ベトナムの...

国交省の下水道技術海外実証事業、雨水管理のスマート化技術を採択 (3:16)

 日本の国土交通省は、日本の下水道技術の海外展開を推進する「下水道技術海外実証事業(WOW TO JAPANプロジェクト)」における2025年度の新規案件を、ベトナムの「雨水管理のスマート化技術に係る実証事業」に決...

ハノイ:国際エレクトロニクス技術展、9月10日から開催 (2:43)

 ハノイ市クアナム街区チャンフンダオ通り91番地(91 Tran Hung Dao, phuong Cua Nam, TP. Ha Noi)にあるI.C.E国際展示センターで、9月10日(水)から12日(金)まで、国際エレクトロニクス技術展「ネプコン・ベトナ...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved