グエン・タン・ズン第1副首相は16日、ベトナム南西端に浮かぶフーコック島(キエンザン省)の観光振興策として、同島を訪れるすべての外国人に対し、島内での滞在期間が15日以内の場合、入国ビザを免除する第229号決定に署名した。10月1日より発効する。
これは、海路で直接フーコック島を訪れ入国手続きをする場合と、空路でホーチミンやハノイに入国し、そのまま国内線に乗り換えフーコック島へ向かう場合に適用される。フーコック滞在後、国内の他の地域を観光する場合には、フーコック島内の出入国管理局で対応する。
日本人に対しては、既に2004年1月より15日以内の短期滞在(ベトナム全土対象)には入国ビザが免除されている。