中部地方にある観光地ホイアンでは、中心部のメインストリートなどのレストラン、バー等の飲食店の営業時間をこれまでの23時までから深夜営業も可能とする。それに加え、日本橋(旧日本街と旧中華街を結ぶ寺のある橋)の通行料も観光客が買い物、食事等の際に通過する場合は通行料が免除となる。この決定は、外国人旅行客などから"23時には寝静まる観光地、ホイアン"などの汚名を着せられた事態を受け、地元人民委員会が6月1日から1ヶ月間の試験実施を決めたもの。
また、同委員会は三ツ星以上のホテルにマッサージ、スチームバス、泥風呂等の健康維持や治療目的の設備を備えることや、集客率の悪いホテルはカラオケに業種転換することも許可した。それと同時に交通規制、治安維持、インフラ整備、その他諸問題を各関係機関と連携し早急に解決し、観光誘致活動を展開するとしている。
地元観光業界はこの地域の活性化と観光振興を図る政策を歓迎、ホイアンへの投資を呼び込む切り札になればと期待している。