ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

アバカス、ベトナム観光業界に明るい見通し

2010/10/19 15:08 JST配信

 アバカス・インターナショナルはホーチミン市で16日、国際観光・航空会議を開催した。この会議に出席し、「ベトナムの観光市場は今後急速に発展する」と明るい将来像を描いてみせた同社のロバート・ベイリー社長に話を聞いた。

――ベトナムの明るい将来像の根拠をお聞かせください。

 アジアには中国とインドという巨大な市場があり世界から注目されているが、東南アジア諸国、特にベトナムを含むインドシナ諸国は先ごろの世界金融危機の中でも経済成長の牽引役を担った。世界同時不況も、これらの国の観光業界に懸念されたほどの悪影響を及ぼさなかった。

 ベトナムの観光不動産分野への外国直接投資は回復しており、ビジネス客や観光客の訪問者数も回復傾向にある。大きな国だけではなく、ベトナムのような発展途上国の市場にも注目すべきだと思う。

――ベトナムでみられる良い兆候とは何ですか。

 ベトナム政府は観光インフラに積極的に投資している。総額約130億ドル(約1兆600億円)を投じて複数の国際空港の建設・改良案件を実施中で、2020年までに26カ所の国際空港の建設・改良が完了する見込みだ。弊社は、ベトナムの観光市場規模は2014年に82億ドル(約6690億円)に達すると予測している。

――ベトナムの観光業界は今後どのように発展すると思いますか。

 東南アジア諸国の中で、引き続き高い成長を維持するだろう。シンガポールは面積が狭く、これ以上の発展が難しいのに比べ、ベトナムには発展の可能性が多く残されている。ベトナムは10年以内に、外国人訪問客数でシンガポールを抜くだろう。

[Saigon times online, 17/10/2010, 10:29 (GMT+7), O].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
サイゴン川沿いに歩道橋2本建設へ、市民と観光客の安全確保 (14:29)

 ホーチミン市人民委員会はこのほど、サイゴン街区(旧1区)トンドゥックタン(Ton Duc Thang)通りを横断する歩道橋2本の建設およびバーソンB埠頭・C埠頭の改修を承認した。サイゴン川沿いエリアの都市空間整備と歩...

「人材競争力に関する国際調査(GTCI)」、越は135か国中76位 (13:15)

 インシアード(INSEAD)は、世界135か国の「人財を獲得・育成・維持する能力」を調査・ランク付けした「人材競争力に関する国際調査(Global Talent Competitiveness Index=GTCI)2025」を発表した。  GTCIで...

韓国の造船用資材メーカー、カインホア省に新工場を設立へ (13:00)

 造船用資材などを生産する韓国のセジン重工業(Sejin Heavy Industries)は、南中部地方カインホア省にあるニントゥイ工業団地に新工場を設立する。  セジン重工業は2011年、カインホア省に現地工場のセジン...

湖の上の「越僑集落」、カンボジアから帰国した人々の暮らし (14日)

 東南部地方ドンナイ省ディンクアン村のスオイコー地区に面するチアン湖では、カンボジアから帰国した越僑(在外ベトナム人)150世帯以上が、電気も上水道もない水上家屋で暮らし、網漁で日々の生計を立てている。...

12月19日、全国で234案件を一斉に着工・竣工 総額20兆円 (6:33)

 12月19日、全国各地で計234件のプロジェクトに関する着工・竣工・開通の記念式典が開催される。2016年1月に開幕する第14回共産党全国大会を祝う行事の一環として行われ、投資総額は約3400兆VND(約20兆円)に上る...

「イオンモール・ダナン・タインケー」、26年夏オープン (6:25)

 イオンモール株式会社(千葉県千葉市)は、南中部地方ダナン市で開発中の「イオンモール・ダナン・タインケー(AEON MALL Da Nang Thanh Khe)」について、2026年夏のオープンを目指して準備を進めている。  同...

ベトナム映画、アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート逃す (5:44)

 アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は米国現地時間16日、第98回アカデミー賞「国際長編映画賞」のノミネート候補作品のショートリストに選出した15作品を発表した。  ベトナム代表とし...

ベトナム航空、ホーチミン~コペンハーゲン線を就航 初の北欧線 (5:19)

 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は15日、ホーチミン市とデンマークの首都コペンハーゲンを結ぶ直行便を就航した。ベトナムと北欧を結ぶ直行便はこれが初めて。

25年1~11月期の訪日ベトナム人63.5万人、24年通年超え (4:44)

 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2025年11月の訪日ベトナム人の数は前年同月比+3.2%増の5万1800人で、11月として過去最高を記録するとともに、8か月連続で単月の過去最高を更新した。  1~11...

ホーチミン:外国人の滞在状況を抜き打ち検査、新政令施行で (4:16)

 家庭内暴力の防止や社会秩序の維持に関する行政罰を定めた政令第282号/2025/ND-CPが15日に施行されたことを機に、ホーチミン市タンディン街区(旧1区の一部)警察は15日夜から16日未明にかけて、賃貸住宅やホテル...

山洋電気、フンイエン省に子会社を設立へ 新工場を法人化 (3:47)

 クーリングシステム製品やパワーシステム製品、サーボシステム製品を手掛ける山洋電気株式会社(東京都豊島区)は、北部紅河デルタ地方フンイエン省に同社100%出資の連結子会社を設立する。  子会社「山洋電...

25年11月の対日貿易収支、1349億円の黒字 +15.5%増 (2:13)

 日本の財務省が発表した2025年11月の貿易統計(速報)によると、ベトナムの対日貿易収支は前年同月比+15.5%増の1348億5800万円の黒字だった。  日本からベトナムへの輸入額は前年同月比+14.0%増の2499億780...

ビンEVタクシー、フィリピンのダバオでサービス開始 (17日)

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社で、配車サービス「サインSM(X

改正民間航空法、低空域の航空輸送を初めて制度化 無人機活用へ (17日)

 国会でこのほど可決された改正民間航空法(2026年7月1日施行)では、「低空域の航空輸送」という概念が法制度に初めて導入された。  これは、無人航空機(UAV)や新世代の飛行体を活用した次世代航空輸送モデル...

韓国アリエックス、地場投資大手VIGなどと合弁会社設立 (17日)

 ベトナムを中心に国際決済・データインフラ事業を展開する韓国系アリエックス・ベトナム(Alliex Vietnam)は、グローバルデジタル金融グループのゴータイム(GoTyme)および地場ベトナム・インベストメンツ・グル...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved