民間航空会社ベトジェットエアの代表は12日、マレーシアの格安航空会社エアアジアが、同社への出資金を回収するための手続きを進めていることを明らかにした。13日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
エアアジアは昨年初め、ベトジェットエアの株式30%を取得したが、自社商標の使用が認められないことから、今回の資金回収を決めた模様。しかしベトジェットエア側は、今回の資金回収が年末に予定している就航計画に影響することはないとしている。
ベトナム航空局によれば、ベトジェットエアは航空運送事業許可(AOC)を取得するための5段階の手続きのうち4段階を既に完了し、エアバスA321 2機のリース契約を締結しており、年末には国内線に就航する計画だという。