世界経済フォーラム(WEF)はこのほど、世界139か国・地域を対象とした「2011年版旅行・観光競争力ランキング」を発表した。それによると、ベトナムは前回発表(2009年度版)の89位から80位へと順位を上げ、アジア太平洋地域では14位に就けた。10日付カフェエフが報じた。
同ランキングは、観光インフラ、交通インフラ、物価、自然資産、環境保護など14の指標に基づいて作成されたもの。各指標のうちベトナムが高く評価されたのは、◇物価(16位)、◇自然資産(24位)、◇文化資源(36位)。一方、低く評価されたのは観光インフラ(110位)だった。
同ランキングトップ10は下記の通り。なお、日本は前回の25位から22位に順位を上げた。
◇1位:スイス(2009年:1位)
◇2位:ドイツ(同:3位)
◇3位:フランス(同:4位)
◇4位:オーストリア(同:2位)
◇5位:スウェーデン(同:7位)
◇6位:米国(同:8位)
◇7位:英国(同:11位)
◇8位:スペイン(同:6位)
◇9位:カナダ(同:5位)
◇10位:シンガポール(同:10位)