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ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)と米デルタ航空(Delta Air Lines)は12日、ベトナム航空が運航するハノイ~羽田間で共同運航(コードシェア)を開始した。
これに伴い、デルタ航空の利用客は米国のミネアポリスとロサンゼルスから東京(羽田)を経由してハノイ市へ接続できるようになる。さらにデルタ航空は3月29日から、アトランタ、デトロイト、シアトル、ポートランド、ホノルルの5都市発着便も羽田に乗り入れるため、東京(羽田)経由で米国7都市~ハノイ間のアクセスが向上する。
ハノイ~羽田線はデイリー運航。出発時刻はいずれも現地時間で、羽田発便(DL9236/VN0385)が16時35分(21時00分ハノイ着)、ハノイ発便(DL9237/VN0384)が8時40分(15時05分羽田着)。機材はエアバスA350-900型機を使用する。
これに先立つ2019年8月、HVNとデルタ航空は越米双方からの旅客ニーズに応えるべく、コードシェア契約を締結した。この契約は、両社が2010年に結んだパートナーシップの内容を拡大したものとなっている。HVNは、ベトナム~米国間の直行便の就航についても検討している。
ベトナム航空にとってデルタ航空は、コードシェアを行う初めての米国の航空会社となっている。