ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

【第20回】訪日ベトナム人の爆買いアイテムとは?

2016/01/27 09:45 JST配信

日本の観光庁が2015年1月19日に発表した訪日外国人消費動向調査結果速報によると、2015年のベトナム人の訪日人数は18.4万人で、前年比でおよそ50%増加しました。また、 訪日ベトナム人の旅行支出額は1人当たり19万4844円、そのうち 買い物代が7万5164円 で、中国に次ぐ第2位となっています。

日本の空港でベトナム行きのチェックインをしていると、ベトナム人が大量の荷物を預けているのを目にします。これらの荷物には、当然自身のための買い物もありますが、知人・友人から買ってくるよう頼まれた商品が数多く含まれています。ベトナム人は日本でどんな商品を買っているのか、ハノイ市ホーチミン市に在住する18歳~49歳までのベトナム人男女500名を対象に、実態を調査してみました。

商品を買ってきて欲しい国、日本がトップ

調査対象のうち約半数が、「海外訪問の知人・友人に商品の購入を依頼したことがある」と回答しています。ベトナムでは関税・流通の関係で、海外商品の価格が高く、また品揃えも豊富ではありません。また、ベトナム人の多くは、ベトナムで購入するブランド品は偽物の可能性があるという猜疑心から、海外での購入を好む傾向にあります。

特にその中で、日本での購入は人気が高いです。「友人・知人が海外旅行に行く際に、商品の購入を依頼したい国」について調査したところ、 日本商品の人気は米国、韓国などを上回りました。 特にハノイ在住者については、日本商品の人気がダントツです。ハノイの人はホーチミン市の人に比べてブランド嗜好が高い傾向があるのですが、この結果もその一例だと言えます。

男性はIT機器、女性は化粧品

それでは、海外旅行で人気の購入品はどのようなものでしょうか? 友人・知人に購入を依頼した商品は、 女性では化粧品が、男性では携帯電話・IT機器など が人気でした。その他の人気商品としては、家電製品やファッション関連商品などになります。

日本で人気の商品傾向は他の国とほぼ同じですが、特に次のような商品に人気が集まっています。

【携帯・IT機器・電化製品】

断トツで人気が高かったのは AppleのiPhone です。ベトナムの正規販売品の価格は日本の小売価格に比べて5割ほど高く、新製品流通のタイミングも遅めです。金額が高額で、かさばらないことから、スマホは人気の商品です。iPhone以外では、ソニーのXperiaも人気が高いです。Appleの製品では、Macbookなどのコンピューターの購入も多くなっています。家電製品では、キャノンやソニーのカメラなども人気です。

【化粧品】

質の高い化粧品の代名詞として、 日本の資生堂が圧倒的な人気 を集めています。そのほかのブランドでは、コーセイの雪肌精や、富士フィルムのアスタリフトなどの認知度が高めです。口紅、美容液、香水などの定番商品に加え、日本の日焼け止めは人気があります。

【ファッション製品】

ファッション関連で圧倒的に人気が高かったのは ユニクロの製品 です。ユニクロはベトナムにまだ進出していませんが、口コミやスポーツ分野のスポンサーシップにより、知名度が急激に高まっています。その中でもウルトラライトダウンジャケットは持ち運びしやすい人気商品です。

<お知らせ>

「2016年はこうなる!ベトナムビジネスセミナー」

(株式会社JACリクルートメントベトナム・株式会社Asia Plus共催)

ホーチミン市で2016年2月18日(木)、ハノイ市で2016年2月25日(木)に開催します。

詳細、お申し込みはこちらから → 「2016年はこうなる!ベトナムビジネスセミナー」

著者紹介
株式会社Asia Plus代表取締役社長 黒川賢吾

株式会社Asia Plus ( www.asia-plus.net )代表取締役社長。
NTT、ソニー、ユニクロにて海外マーケティングを担当。
2014年にAsia Plusを設立しベトナムマーケットリサーチサービス
「Q&Me( www.qandme.net )」を展開中


統計から見るベトナム
その他の記事はこちら>
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
26年1~3月期の新規設立企業5.7万社、製造業の景気予測は楽観的 (13:55)

 財政省傘下統計局(NSO)が発表したデータによると、2026年1~3月期に新規設立された企業は前年同期比+57.8%増の5万7422社、登録資本金の合計は同+51.0%増の538兆5940億VND(約3兆2600億円)だった。1社当たりの...

26年3月CPI上昇、燃料高で交通・建設資材高 (13:37)

 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年3月の全国消費者物価指数(CPI)は前月比+1.23%上昇、前年同月比では+4.65%上昇した。1~3月期の上昇率は前年同期比+3.51%だった。  前年同月比の上昇率は、...

中国人観光客、ベトナムでアリペイ決済が可能に (13:17)

 ベトナム国家銀行(中央銀行)傘下のベトナム国家決済社(NAPAS)、中国のフィンテック企業であるアントインターナショナル(Ant International)、みずほ銀行が出資する元国営4大銀行のベト

ヘチマ繊維を活用したエコ製品を世界へ、「人と自然を繋ぐ」起業家 (5日)

 近年、農業環境省は世界中の消費者と繋がるための循環型経済の発展を推進している。多くの企業や団体が農業廃棄物や農業副産物を生産に活用し、経済発展、コスト削減、そして環境保護を同時に実現している。 ...

FLCが停滞案件を再始動、クエット氏復帰で大型リゾート開発本格化 (6:19)

 南中部地方ザライ省ダクドア村(xa Dak Doa)で4日、地場不動産デベロッパーFLCグループ[FLC](FLC Group)によるリゾート・ゴルフ場複合区「FLCプレイク(FLC Pleiku)」の起工式が開催

ビンファスト、3月の電動バイク出荷台数9.3万台で過去最高 (6:01)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(Vinfast)は、2026年3月に13万5000台以上の注文を受け、電動バイ

ホーチミン:33haの新行政センター建設へ、投資総額1870億円 (5:58)

 ホーチミン市人民委員会はこのほど、トゥーティエム新都市区(旧ホーチミン市傘下トゥードゥック市アンカイン街区)における面積約33haの「政治・行政・文化センターおよび中心湖公園」の詳細計画(縮尺500分の1)...

1~3月期の労働力人口の失業率2.21%、平均月収は約5.5万円 (5:40)

 財政省傘下統計局(NSO)によると、2026年1~3月期の労働力人口の失業率は2.21%となり、前期・前年同期と比べてほぼ横ばいで推移した。 労働市場の概況  15歳以上の労働力人口は5361万人で、前年同期から...

CA麻薬運搬事件の捜査完了で227人起訴、有名歌手や外国人モデルも (4:52)

 ホーチミン市人民検察院は、2023年3月に発覚した女性客室乗務員による違法薬物密輸事件に関連する「VN10便事件」の特別捜査の起訴状を完成させ、計227人を起訴した。主犯格のホアン・シー・タン容疑者(男)らは...

日本企業のベトナム進出を支援、ニードなど4社が提携 (4:01)

 クリエイティブエージェンシーの株式会社ニード(東京都中央区)は6日、日本企業のベトナム進出支援に関する戦略的業務提携を4社で締結した。  日本企業のベトナム進出において、戦略立案から現地調査、設立...

Green Carbon、衛星の活用でベトナムの脱炭素化を加速 (3:51)

 日本国内最大規模のネイチャーベースのカーボンクレジット創出・販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(東京都千代田区)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募した宇宙戦略基金事業(第二期)...

26年1~3月期のFDI実行額、5年ぶり高水準を記録 (2:51)

 財政省傘下海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、2026年1~3月期のFDI認可額(推定値)は前年同期比+42.9%増の152億USD(約2兆4300億円)だった。  また、同期の実行額(推定値)...

第16期国会の第1回会議が開幕、マン国会議長が再選 (6日)

 ハノイ市で6日、第16期(2026~2031年任期)国会の第1回会議が開幕した。初日の会議では、チャン・タイン・マン国会議長が全会一致で再選され、就任の宣誓を行った。  今国会では、国家の主要な指導者の人事...

26年1~3月期GDP成長率+7.83%、約17年ぶり高水準 (6日)

 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年1~3月期の国内総生産(GDP)成長率(推定値)は前年同期比+7.83%増となり、前年同期の+7.07%を上回る力強い伸びを記録した。同期としては2009年以降で最も高い伸び...

ホーチミン:大規模映画スタジオ建設へ、面積100~150ha (6日)

 ホーチミン市は文化産業の発展を促進するため、面積100~150haの大規模な映画スタジオ複合施設の建設計画を含む主要なプロジェクトを策定する。 大規模な映画スタジオを建設  同市人民委員会の指示によ...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved