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【第6回】ベトナムへ行って参りました!

2017/04/10 08:00 JST配信

みなさんこんにちは!

早稲田大学公認ボランティア公認 DOORS−日越交流プロジェクト− です。

DOORSは年に2回、春と夏にベトナム現地へ行き、奨学金授与や交流会開催による教育支援活動を行っている団体です。

渡航後初のコラムとなる今回は、ベトナムのかわいらしい少女たちによって挨拶代わりに鼻くそをつけられた、 こうた が担当します。

よろしくお願いします。

また、今回からは2017年度の春渡航を終えたメンバーによる、現地での活動報告を順に紹介していきます。

大学生ならではの感性と行動力によって得た、さまざまな体験や感情をお伝えするのでお楽しみに!

さて、DOORSは2月中旬より 春の活動 に行って参りました。

今回の春の活動の大まかな内容を紹介します。

ユニバーシティ・ミーティング(University Meeting)

University Meetingとは略して UM 、文字通り同じ大学生を相手に行う活動です。

学校の一室をお借りして、彼らと共にベトナムと日本についてのディスカッションをするなど、さまざまな交流を通してお互いの国について 「相互理解」 を深めることが目的です。

今回はハノイで ハノイ貿易大学日越大学日本語学校 の3校に、そしてホーチミンでは HUTECH大学 にお邪魔させてもらい、UMを行いました。

食や美容などの身近な文化に関する話題からお互いの将来についてなど、幅広いテーマを扱いました。

同じ大学生同士だからこその一歩踏み込んだディスカッションはとても刺激的なものでした。

奨学生との交流、そして家庭訪問

私たちの重要な支援活動のひとつに 奨学金の授与 があります。

そして、その奨学金を受け取っている子どもたちの現状を知るために、今年も彼らとのミニ交流会を行いました。

普段日本で活動している私たちにとって、彼らの現状や今後を詳しく知れる数少ない機会であり、私たちDOORSのこれからの在り方や支援の方法を考える上でとても重要な活動です。

実際に私も家庭訪問させていただきましたが、その家庭では父親の身体が不自由で、母親1人で家族5人を養わなければなりません。

ベトナムに広がる格差を強く感じました。

フックタイン地区交流会

もう1つの重要な活動、それはホーチミン市にある小中学校をお借りして行う 交流会 です。

今回はフックタイン中学校にて中学生を対象に開催しました。

例年さまざまなテーマを設定するのですが、今年は4つの班に分かれ、 日本の四季をテーマに体験型の交流会 を開きました。

紙芝居や羽子板、ヨーヨーすくいなど各班さまざまな体験を用意することで、子供たちが飽きることなく日本について学んでもらうことができました。

初めて交流会に来てくれた子がほとんどでしたが、それを感じさせないほどすぐに打ち解け、彼らと共に楽しく充実した時間を過ごすことができました。

それほど年が離れていない私たちだからこそなのかな、と感じる場面です。

以上、今回はDOORSがベトナム現地で一体どんな活動をしてきたのか、ざっくりとお伝えしました。

次回からは春の渡航についてより具体的な内容をお届けします!

どうぞお楽しみに!

著者紹介
DOORS―日越交流プロジェクト―

早稲田大学平山郁夫ボランティアセンター(WAVOC)公認 DOORS―日越交流プロジェクト―

「相互理解・相互成長」を理念に、年2回ベトナム・ホーチミンの小中学校と高校で「交流」を通じた教育支援と奨学金支援をしている学生ボランティア団体。


ドンと行く!俺らのベトナム体験記
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