マレーシアのベルジャヤグループ傘下のTMCライフサイエンス社と地場ベトハー建設社は18日、ハノイ市に合弁病院を建設することを内容とする覚書に調印した。総投資額は5000万~1億米ドル(約53億~105億円)で、両社が50%ずつ出資する。この病院は病床数300~500床の規模になるという。10月から1年かけて事業化調査(FS)を実施、その後2~3年かけて段階的に建設する予定。
TMCのコリン・リー社長は「人口8600万人を抱えているベトナムは近年経済発展が著しく、人々の所得も増加している。医療サービスに対する需要は日増しに増加するだろう」と話している。