ブー・フイ・ホアン商工相は2月23日、ベトナムに輸入されるフロートガラス製品に対するセーフガード措置を発動しないとする決定に署名した。商工省は昨年7月から6カ月かけて調査を行っていた。
同省の結論によると、2008年半ばから2009年第1四半期(1~3月)にかけてフロートガラスの輸入量が増加し国内製品の市場シェアが減少したが、国内メーカー苦境の主な原因は、燃料価格の高騰や世界同時不況の影響などによるものだという。現在は燃料価格も落ち着いており、国内メーカーの状況も改善しているとして、セーフガード措置の発動は不必要と判断した。