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家政婦の需要25万人も人材不足、企業の新規参入が増加中

2016/12/08 17:01 JST配信
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(C) Nhip Cau Dau Tu
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 政府によると、国内における2015年の家政婦需要数は25万人に上り、ハノイ市ホーチミン市では全世帯の10%で家政婦の需要があると推測されるという。ホーチミン市労働市場情報・人材需要予測センターによると、同市の家政婦需要は1万人であるのに対して供給はわずか30%に留まっている。

 家政婦の平均月収は住み込み・食事付きの場合で300万~500万VND(約1万5000~2万5000円)、外国人世帯の家政婦で700万~800万VND(約3万5000~4万円)、平均時給は3万~4万VND(約150~200円)となっている。家政婦は平均収入がほかの単純労働に比べ高いものの、不安定な仕事だと据える人が多いため従事する人が少ないことが人材不足の原因と考えられている。

 現在、家政婦派遣会社が急増しており、企業が人材を採用し教育した後に家政婦として派遣する昔ながらの派遣に加え、申し込みや受付、サービスの質の評価をオンラインでする会社や、アプリで需給のマッチングをサポートする会社も出てきている。

 市場で初めてオンライン家政婦派遣サービスを発表し最も大きなシェアを占めているのがジュップビエックドットブイエヌ社(JupViec.vn)。同社はかつて株式会社サイバーエージェント・ベンチャーズ(東京都新宿区)の投資を受けてオフラインでサービスを始め、その後オンラインサービスを立ち上げた。

 同社では、オンラインで派遣体系を時間制・朝~夜制・住み込み制から選択すると候補者が表示され、利用者は候補者の能力や個人情報、実務経験、面接ビデオを見て人材を選定する。候補者は事前に書類選考や面接のほか、子供や高齢者の世話、家電設備の使用方法などについて教育を受け、派遣時には1週間の試用期間が設けられており、契約が成立すると同社は15~20%の手数料を徴収する。

 同社所属の家政婦の時間給は1時間当たり3万VND(約150円)、月収は500万~600万VND(約2万5000~3万円)で、利用者はスマートフォンで家政婦の出退勤の記録や要望の伝達、サービスの質の評価などを行う。

 家政婦派遣アプリを展開するビータスキー社(bTaskee)では、2016年2月にアプリを発表して以降、サービスの提供数は2500件に上る。家政婦の登録数はホーチミン市で400人、時間給は3万3000VND(約165円)で、ビータスキー社は15%の手数料を徴収する。登録・契約が簡単な反面、サービスの質の管理が課題とされるが、同社では利用客からのコメントや評価を元に評価が低い登録者とは契約を切るなどしてサービスの質を維持管理しているという。

[Lan Anh Nhip Cau Dau Tu, 30/11/2016 13:00, T].  © Viet-jo.com 2002-2021 All Rights Reserved. 
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