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LCC最大手ベトジェットエア、国内線シェアがベトナム航空を上回る―大幅増収増益

2017/02/25 06:22 JST配信
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(C) cafef
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(本記事は、2016年12月27日付け「ベトナム株・経済情報」でプレミアム会員専用記事として配信されたものです。)

 格安航空(LCC)最大手ベトジェットエア(Vietjet Air)は、効率的なマーケティング戦略により、売上高と利益が共に著しく伸びている。

 ベトナム航空(VNA)の国内線旅客数シェアが縮小の一途を辿る一方、ベトジェットエアは増加傾向にあり、2012年の10%未満から2016年上半期には40%余りへと拡大し、VNAを上回った。保有機材数は、ベトジェットエア38機に対し、VNAは83機だ。

 ベトジェットエアの2013年売上高はVNAの5.5%にあたる3兆8000億VND(約190億円)だったが、2015年には同30%にあたる19兆8000億VND(約990億円)となり、2013年の4倍超へと急増した。一方、この間VNAの売上高は殆ど伸びていない。2016年上半期のベトジェットエアの売上高は、VNAの36.3%相当の12兆6000億VND(約630億円)に達した。

 しかし、注目されるのは、他の航空会社とは異なり、ベトジェットエアは旅客運航に加え、機材売却による巨額の売上高を計上していることである。機材売却による売上高が同社の売上高構成で最も大きな割合を占めている。

 同社はスケールメリットを生かした購買力で比較的安価に機材を購入して、機材リース会社に売却することで売買益を挙げている。2015年における機材売却からの売上高は売上高全体の44%にあたる8兆7660億VND(約438億円)だった。

 ベトジェットエアの税引後利益は2013年の320億VND(約1億6000万円)から2015年には36倍の1兆1710億VND(約58億6000万円)へと増え、VNAの8060億VND(約40億3000万円)を上回った。

 一方、2016年上半期の税引き後利益は、子会社の格安航空会社ジェットスターパシフィック(Jetstar Pacific Airways=JPA)が赤字から脱却したため、VNAが1兆8070億VND(約90億4000万円)とベトジェットエアの1兆2380億VND(約61億9000万円)を上回った。

 なお、ベトジェットエアは2月28日にホーチミン証券取引所(HOSE)に上場する予定。取引登録株式数は3億株。取引初日の基準価格は当初計画の8万8800VND(約444円)から9万VND(約450円)に引き上げられた。これに基づいた時価総額は27兆VND(約1350億円)となる。

[Minh Chau, Tri Thuc Tre, Cafef, 20:10 (GMT+7) 17/12/2016, I].  © Viet-jo.com 2002-2019 All Rights Reserved. 
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